酒は遠くになりにけり

2014.05.19 風の戯言


 5月も下旬に向かっている。

 山にはまだ雪が残っているけれど、鯖石の谷は柔らかな緑に覆われ、一日毎に濃さを増している。

 週に3回の注射、週に1回の鍼治療、週末の整体と毎日の散歩。体調も次第に良い方向に戻り始めている。

 酒は1升瓶を転がしていたのが夢の世界のようで、今は杯(さかづき)1杯の酒も飲めなくなっている。残念、というより世の無常、移り変わりを星空に語りかけている。

 なんてこっちゃーーー !

連休

2014.05.06 風の戯言


 70年の疲れが出たのか、連休は自宅で軟禁状態…平和。

 八石や庭の木々の緑が、不思議な感動で迫ってくる。
 仕事を離れ、仕事のことを考えられず、考えようともせず、頭が空白状態…痴呆症の一歩手前みたいな感じ…こんな状態を堪能している。
 
 

 写真は安曇野にて 4月

ソイレント・グリーン

2014.04.23 風の戯言

 昨日は東京の弁護士と打ち合わせ。
 一流の弁護士事務所で3時間ぶっ続けで話すと疲れる。
 さすがに今日はもう、口もきけない状況。

 社内で、大学の講師にお願いして研修会を開いたけれど、途中で失礼させてもらった。朦朧としている。

 夕食後、庭に出てみると満天の星空。
 1年中でも、星空がこんなに美しいのは珍しい。

 それに、裏の田んぼで河鹿蛙の鳴き声が聞こえ始めた。

 風呂の窓を開け、星空を眺め、蛙の鳴き声を聞けるなんて、なんて幸せなことなんだろう。

 体調が悪く、医者に相談に行ってみたけれど、脳も心電図も問題なさそう。結局「年のせい」ということで納得。なんかクヨクヨ考えていることから解放されたようで、一段と星空がきれいに見えるのかもしれない。

 富士子さんに教えてもらい「ソイレント・グリーン」をDVDで見た。いろいろあるけれど、人間が自らの死を選び、教会のような、病院のような部屋で、壁面いっぱいに広がる美しい風景に安らぎを得ながら生命を閉じてゆくスクリーンに魅せられてしまった。

 1973年の映画で、近未来2022年の食糧危機を描いている。
 
 

中鯖石コミュニティの桜 満開 !

2014.04.16 風の戯言


 中鯖石コミュニティの桜は今日が満開 !

 今年は雪が少なかったので鳥にもやられず、満開を楽しんでいる。

 朝と、お昼と、夕方と、夜と、日に3-4回はグランドに花見に行っている。

 酒が飲めないのが残念だけれど…十分に堪能 !

春休み (1)

2014.04.09 風の戯言


 「疲れた・・・」なんて言ったら、口が腐ってしまう。

 でも、72歳の青春を謳歌するつもりでいたけれど、さすがに頭と身体がチグハグになってきている。

 自分を診察すると、多少精神的な障害があるようなので、本当はゆっくりと星空を眺めることが必要なんだろう。

 夜はまだちょっと寒いけれどね。

 散歩道に川縁に水仙が咲いていた。
 少しづつ、田圃も始まってきたようだ。