社会福祉法人ロングランの花束
8月から始まる創風システムの後期計画を実施に移すための打ち合わせと頭の整理が同時進行で進んでいる。
会社にとっては創業25年の変革期で有り、経済社会の世界的な大変動気でもあり、企業が生き残るためのどれだけの知恵が出せるか、あるいは死に物狂いのエネルギーを集中できるか、まさに「試練」を迎えている。
長いモンモンの時期が続いたが、苦しみの先に明るい光が見え始めてきたようだ。出来るだけ小規模のリストラで、何とか大勢の社員に残って貰えそうだ。まだまだ山は大きく、幾つもあるのだが・・・。
午前中、社会福祉法人ロングランの西川理事長が訪ねてきてくれた。彼女の福祉団体の副理事長を、今回退職させて頂いた、そのことで花束を贈呈して貰った。
逆の立場はあっても、貰うことは少なかったので、正直嬉しかった。
夜は銀行の納涼会、これも元会長ということでメーンテーブルへ。有り難いけど、楽じゃ無い。性分に合わぬようだ。
早々に抜け出し、会社の退職者の慰労会へ。ただ、朝からの激働でポア気味。これも中座させて貰って自宅のベッドに直行。良い一日だった。
「他人のハラ見て、我がハラ治せ」
退職する坂井君が強烈なパンチを見舞ってくれた。愉快な、惜しい人を家庭の事情とは言え、退職させてしまっている。
70・82歳の祝い。
兄貴に「70・82歳の祝い」呼んで貰い、一晩楽しい時間を過ごしてきた。
5歳で母、10歳で父を亡くした自分にとって姉は母代わり、兄は父代わりだった。兄を「親父」と呼び、60年が過ぎたことになる。
中学生の時から晩酌の相手を仰せつかり、2年の時には狩猟用の散弾銃を買って貰った。高校生の夏休みには建設現場で土方の仲間入りをし、無免許でトラックを乗り回し、飯場でパチンコに通った。250と300のバイクを載り潰し、挙げ句に4年制の大学に7年間も通わせてくれ、笑って許してくれた兄貴に頭の上がる筈はない。
秋雄兄はカメラや本、音楽、知的な遊びの楽しさを教えてくれた。
改めて兄姉のお陰と、人生の幸運を感じる。
いい夜だった。