久々の晴れ間

2012.02.03 風の戯言


 昨日の夕方は道路の先が見えない地吹雪。
 何年かぶりに、道路脇に車を止め、先が見えるまで待った。
 今日は青空と夕陽が出、八石山は輝いていた。

 1月31日、平成23年度決算で2月から24年度に入った。昨年は早い段階で警戒警報を出していたにも関わらず残念な結果になった。危機管理意識が、社長も社員も本気でなかったためだろう。言葉だけでは伝わらない。
 ピンチはチャンスではあるけれど、血が流れなければ、人は変われない。

行き暮れて・・・鯖石

2012.01.29 風の戯言


 寒波が押し寄せ、雪の中に埋もれている。

 雪道を車で走りながら、不思議な感情に包まれた。
 何か、とてつもない幸福に辿り着いたような「満足感」。

 何が変わっているんだろう ????

山本五十六

2012.01.21 風の戯言


 ここ何日間か、穏やかな天気に恵まれている。
 今日は海を眺め、長岡まで映画を見に行ってきた。今評判の「山本五十六」。多少の知識と半藤一利、山本義正氏の「父 山本五十六」は読んでいるが、この映画は作る人達の熱意と、CG の細やかさが、時間を忘れさせてくれる。
 「何故、あの戦争を止められなかったのか」以前から山本五十六への自分なりの評価は変わらないが、その努力の跡が少し見えてきたようだ。あの時代、身近な尊敬すべき知識人も「真珠湾のニュースは、天が晴れた様に感動した」と言われていた記憶が生々しい。狂気の時代に、「ホンモノ」を通すことは難しい。ただ、何故そうなったのか、及ばざることでありながら、やはり今でも悔しい。
 山本七平の「空気の研究」でも目を通してみるか・・・。

八石は何を言いたいのかなぁ・・・

2012.01.16 風の戯言


 新刊の書評欄を見ていて、本を読みたくなる。
 文春2月号の載った「羅針」(楡周平)、「見残しの塔−周防国五重塔縁起」(久木綾子)、「ヤクザと原発−福島第一潜入記」この三冊。
 特に「羅針」 キャッチャーボートが南氷洋でプロペラに「何か」が巻き付きエンジントラブルに。発電機も止まり、氷付けになってしまう。覚悟を決め、遺書を書き始めた若い船員に敏雄船長が言う。

 「あのな、一つ教えてやる。死に神はな、弱いものに取り憑くんだ。一歩前に進めば、それだけ生還に近づく。自分一人の命じゃない。俺がへこたれれば、仲間を危険にさらすと考えるんだ。この脱出行も、船の仕事と同じなんだよ。生き延びることが、仕事であり、君に課せられた義務なんだ」

 −−生きることとは何か、働くこと言うことは何か、ストレートに問い掛けてくる長さを感じさせない長編小説−−

 だという。
 70歳が近くなって、生きる意味と、働く意味を見失い勝ちになる。自分が探し求めていたものがそこにあるのかも知れない。

 写真は今日朝の八石山。
 四季折々に、この山は何かを語り続けている。

雪見と、月見と

2012.01.14 風の戯言


 越後の冬はこんなもの・・・とは言いながら今日も雪。
 そんな中で、小正月を迎える。
 少しづつ、春に近づいている。

 会社の決算期を間近に、今年度の反省と来年度の計画を立てている。経営の神髄?が見え始めていて、中々前に進まない。急いではならないのだろう。着実に一歩づつ前に、上に行かなければならない・・・と自分に言い聞かせている。