雪割草

2010.04.10 風の戯言


 4月10日を迎えると、様々な想いが去来する。
 狭心症による父との突然の別れ。その現実を受け入れられないまま二十歳が過ぎていった。時たま、年配の人たちから石塚佳吉の話を聞く、そんなことも無くなった。58年という実感のない時間が頭の中を過ぎて行く。

 昨日はまる22年の会社創立記念日。
 大勢の素晴らしい社員と巡り会うことができ、口を飾ることもなく、本当に凄く幸福な人生を過させて貰っている。心の底から嬉しいと思う。
 そんな皆と、会社でささやかなパーティを開いた。

 そして、昨日はまた新潟産業大学寄附講座「ビジネス・モデル・デザイン」の初日。岡本先生の感動するような講義に、1時間半が過ぎていった。多くの仲間にも恵まれ、歓迎の宴も遅くまで続き、充実しすぎて怖くなるような一日だった。
 
 コレもみんな親父の見守りの中なんだろう。

 じょんのび村の風呂の帰り、近くの山際に咲く雪割草を発見。なぜか、今までない感動の中でしばし落ち葉の中の小さな花に見入った。
 
 こんな時間もあったのだな。

赤い夕陽の八石山

2010.04.08 風の戯言


 今日は4月8日、花祭り、お釈迦様の誕生日、ホントかな?

 会社からの帰路、八石が夕陽に赤く染まっていた。
 庭の梅にも、鳥達が食べ残した花が付き始めた。
 やっと、春が来たのかもしれない・・・。

 生きる、って素晴らしいことなのだな、と思う。
 そして、人は死ねる、ってこともそれ以上に素晴らしいことなのかも知れない。

 生きていることに疲れたわけではないが、そう思えることは幸せなんだ、と思うようになった。
 全ては試練、そんなに肩肘張ることでもないが・・・。

蕗の薹 乱舞 !

2010.03.31 風の戯言


 中国毛利氏のルーツ、南条から善根への道路脇にある錦鯉の池の土手に蕗の薹が湧き出ていた。
 誰も摘まないところが、嬉しい。

水仙の芽が !

2010.03.30 風の戯言


 夕陽を受けて、軒下の水仙の芽が伸びていた !

春よ来い!

2010.03.28 風の戯言


 何を血迷ったか、神の啓示を受けたか、昨日、急に思い立って高速道路を走ってきた。柏崎-長岡-高崎-小諸-長野-上越-米山。走った距離は解らないが高速料金は250円!
 山波に雪を頂く越後路、桃やマンサク、コブシ、菜の花の咲く上州路、噴煙の上がる白い浅間山を望みながらの信濃路、雪の降りしきる信越国境、北陸路は雨。気温は0℃から15℃まで様々。
 久々にCDを友にのんびりと車を走らせることが出来た。本当は下道をオンボロ・オープン・カーで走れたら愉快なんだろうな。

 朝には名残の雪が降り、木の枝の先に淡雪がかかり、それはまた綺麗!

 庭の雪も解けて、遅い雪国の春が近づいている。落ち葉の下から土筆や蕗の薹が顔を出し、本格的な春を待ちわびている。

 春よ、来い !