日はまた昇る

2025.08.04 風の戯言

「日はまた昇る」はヘミングウェイの処女作とされ、俺の卒論の主題だった。

6カ月、安アパートに引籠りヘミングウェイと格闘していた。
原稿用紙500枚が仕上がり、読み直してみて余りにも情けなくて死を考えた。
卒論提出期限の朝、50枚に纏まった時に、満足と石塚修はこの程度の人間なのかと、空っぽになってしまった。

評論文学。
生意気にも、卒論にそんな気合を込めた。
そんな言葉があるのか知らないが、批評にも文学性が必要だ、との個人的見解から。

俺は、あれから60年経っても、あこから一歩も前に出れないでいる。
「燃えしゃれ」 子供の頃囃し立てられた、燃えカスのまま83歳になってしまった。

若山さんの叙勲を祝う会

2025.08.03 風の戯言

若山正樹さんの叙勲(瑞宝双光章)を祝う会。

11時からだと勘違いし10時半に着いたら1時半からだという。ありゃま。
俺が来たから始めろ、と掛け合ったが「本人がまだ来てない!」
相変わらず訳の分からん男だな(笑)、と準備していた市の職員OB達。

久し振りに心置きなく悪口雑言を浴びせ合えるOB達に感謝!
昔に戻れたようで、ストレスが無くなった。
嬉しい会だった。若山さんに感謝!

だけど「どうもどうも!」と親しげに握手してくるOBの顔と名前が結びつかない。
「誰だ? おまえは?」
彼は怒って帰ってしまった。暫くして思い出したが後の祭り、どうしよう?

暑い日が続き、頭の頂点が枯れてきて炎症を起こしている。
神は雨乞いの願いをまだ聞き留めてくれない。

夏雲

2025.08.02 風の戯言

穂も出たぞ 一雨来てくれ 夏の雲    草風

台風の影響で雨の予想もあったけど、いつの間にか消えてた。
高齢者だから毎日を心静かに過ごそうと努力しているけど、遺贈務増とトランプが壊してしまう。

長岡空襲の日

2025.08.01 風の戯言

暑い日の 夕焼雲の 遠い空     草風

長岡空襲は、3歳の時だったと思う。
南鯖石の山の中から、八石山の向こうが赤く見えた記憶が残る。
大人たちの会話からの、後付けの記憶かも知れない。

今年98歳になる姉が、学徒動員の宿舎だった長岡駅の近くのお寺から、本尊さんを抱いて逃げた、と言う。
1500人近くが焼夷弾によって焼き殺された。
翌日、親父は長岡に行き、焼け死んだ一人一人の顔を見ながら、姉を探したという。

哀しい顔をして帰った父を、一足先に帰っていた姉が出迎えたという。

もう、80年にもなるのか、遠くて、近い、昔の物語。

今日の聖ヶ鼻

2025.07.31 風の戯言

米山町から聖ヶ鼻。

お天気続きで、雨も降らず、鼻の先が焦げ始めている。