アネクドート ロシアの小話

2024.03.20 風の戯言

ウオッカを買う長い行列に腹を立てた男が「クレムリンで書記長の首を絞めてくる」と列を離れた。しばらくして戻った男は「あっちの列の方がずっと長い」。

ロシアのアネクドート(小話)にはニタリとさせる秀悦な小話が多い。
自分の感性を確認するために、毎日新聞3面下の「中畑流万能川柳」を見ている。
選者の好みなのか、スレスレの川柳は少ないようだ。

写真は鎌ヶ谷ミコちゃんからの贈り物

クロベェ

2024.03.19 風の戯言

クロベェ が咲き始めている。
最初に春を告げる、何か恐る恐る咲き始めたような、俺と似ている。
お天道様が出ると花を開き、曇ると花を閉じる、これも俺に似ている。

ただ、春先に咲いて、後の季節は何処に行ってしまったのか、音沙汰がない。
春になると、ぼそっと顔尾を出す。
獰猛な芝に責められて、それでも生き残っている。そのシブトサには敬服する。

もうすぐ4月だ。

米山中学校跡

2024.03.18 風の戯言

ロシアは民主主義の国であるらしい。
大統領選挙で90%の支持を受けて当選確実。
有力な候補者は暗殺し、ザコだけ立候補させる。なんという頭の良さだ!

アメリカも民主主義の国であるらしい。
大統領選挙で落選すれば、不正選挙だと言い張り国会に暴徒を乱入させる。
アメリカとはこんな国だったのかと、世界を絶望させている。

かつて、国の指導者には「徳」を求めた。
「論語」は、君子の条件を誠実(内的規範)と礼(外的規範」としているらしい。
「墨子」が好きだけれど、ちょっと地味なんかね。

写真は8号線沿いの旧「米山中学校」の跡地に立つ「希望」の碑。
どんな歴史を刻んだのだろう。
広い校庭に芝生が広がっていた。

春のお彼岸

2024.03.17 風の戯言

春のお彼岸になると、もう雪も降らなくなり、一日おきに春が近づく。
深い雪の下から、黒い大地が表れ、生命の大地に変わっていく。
ドラマチックな、その季節の変化を「おぢや雪原まつり」(風船一揆)として祈った。

気象環境が大きく変化し、あの大雪が嘘みたいに少なくなっている。

なんて書きながらテレビで政倫審の答弁を聴いている。
まぁ、どれも小粒だね。
総理総裁を目指しているのだろうが、指導者の器ではない。

写真は何時もの場所の米山。
この角度も好きだ。

菜の花の沖

2024.03.16 風の戯言

石塚君、あのな・・・
安曇野の春はいいぞ・・・

田圃にレンゲが咲いててな、畔には菜の花が咲いてるんだ。
それでな、川の堤防に桜並木があってな・・・

止めてくれー!

その桜の向こうに、白い北アルプスが浮かぶんだ。
いいだろう!

もう息も出来なくなった俺を見て、信州大学玉井袈裟夫先生はニコニコしていた。

石塚君も松本に来いよ・・・。

遠い昔の思い出。

写真は下加納の道路脇。
花の向こうに、まだ雪を残した黒姫山と八石が見え、苗場が霞んでいる。