新年

2018年01月03日 風の戯言


 年末年始は孫達ゲリラ集団の襲撃を受け、まさにテロの現場!
 今年はテロリストが一人増え、国家は崩壊寸前!

 昨日、子供家族がそれぞれの棲家に帰り、静寂を取り戻した。

 そして今日も外は吹雪。

 部屋に閉じ篭もり、緑茶を啜っていると格別な味わいがある。

 今年は何が待ってるんだろう ?

辻斬り

2017年12月20日 風の戯言


 眠れぬままに、真夜中に日本刀の手入れをしていると自分が随分と妖しい人間に思えてくる。

 ジャカルタの山田医師が置いていってくれた日本刀は、多分新撰組の斉藤一が愛用したという居合い抜きの刀のように思える。
 二尺一寸と短めで、反りが深く、刀を横に寝して、片膝を立てて横に引く、抜き打ちとしては絶品だろう。

 ローソクの光だけで刀身を見ていると心が澄んでくる。

ええじゃないか、ええじゃないか・・・

2017年12月17日 風の戯言


 NHK「きらっと新潟」に顔を出させて貰った。
 原発の町でいま何が 〜柏崎刈羽原発 全基停止5年の波紋〜

 今、原発論議は 「YES」か「NO」かに別れ、何故賛成なのか、何故反対なのか、何処が悪いのか、どうすればいいのか、全く噛み合わない状態が続いている。

 それは不幸だと思う。

 俺は経済の面から考える。
 今これから造るのでは無く、5000人の人達が働いている現状から見れば、この人達の雇用を守る観点から議論を進めるべきだと思っている。
 現在、新たに5000人の仕事を創り出すのは容易なことでは無い。5000人の生活、家族と子供達の未来を考えると、何とかならないのかと、熱く思う。

 反響がどうなのか、判らない。
 『テレビで見たよ』くらいで悪くは無いはずだが判らない。

 原発の問題で、古い活断層だとか、火山灰だとか10万年単位の地球の変動が議論の中心になっている。
 フクシマを見た者として、ノーテンキに構えることは出来ないが、これでいいのかなと思う。

 坂村健の目 「被ばく影響 科学会の結論」(毎日新聞)を読むと、健康問題を語るとき「呪術」と『医術』をゴチャゴチャにしているようだ、と言っている。
 科学的な結論が出ても無くならない不安、それを煽ろうとする言説が課題。マスコミに出来ることはまだあるはずだ。

 「ええじゃないか、ええじゃないか」と歌い踊り狂ってはいられない。

冬晴れの散歩道

2017年12月11日 風の戯言


 土曜日、日曜日と青空が見えた。
 冬の青空は宝物。
 少し寒くても、鯖石川の堤防を散歩するのが何よりの愉しみ。

 高校生の頃、西城三丁目の菊間さんの近くの青田川ベリを歩くのが好きだった。道の中程に大きなお屋敷があり、そのお嬢さんが時間を合わせて出てきてくれる。やっと、口をきけるタイミングが来たときに、まぁなんと、最悪の友が突然顔を出し、「おめぇ、何してんだ?」。彼女は家に入ってしまうし、2度とチャンスは生まれなかった。青春青田川残酷物語 ジャーーン

 散歩と言えば、小千谷の山本山はにはいい散歩道がある。
 世界的な詩人西脇順三郎が晩年を過ごした土地であり、我が星野行男元市長、元衆議院議員もこよなく山本山を愛した。あの人は温かい人だった。もう帰らぬ人になってしまったけれど、どうしても、もう一度お会いしたい。

 散歩で汗ばんだ肌で風呂に浸かる。
 これが又いいんだなぁ・・・。

 普段は身体なんて洗わないのだが、昨日は1ヶ月振りに石けんを使った。いゃぁ・・・風呂っていいモンなんだね。
 久し振りにキンタマを洗ったら痒みが取れた。
 意外と、繊細な肌をしてたんだなぁ・・・

白鵬と安倍総理

2017年12月10日 風の戯言


 昨日睡眠中に、白鵬と安倍総理の共通点が見えてきた。
 と言うより、日本人の感覚、かな?
 日本人の感覚の変化、いや、もともと人間の多様性から見て一つの民族が全員『潔い』わけでは無く、また侍がみんな「武士は食わねど高楊枝」では無かったのだろう。

 多少違和感があっても『強い者は、強い』、そこに潔さが漂えば、人は忘れていたモノを思いだし、名横綱、名宰相よと拍手喝采を叫んだのだろう。
 名宰相は民の生活を安んじるのが天命であって、そのための『ちょろまかし』は論わないのが大人、なんかも知れない。

 まぁ、平民の感覚なんだろうけどね。

 深沢七郎対談集「生まれることは屁と同じ』なんて本がある。人を馬鹿にした書名だが、帯に「おかしくてかなわないのは、うんとゼニを貯めた人が死ぬとき』とある。

 『人生なんて、ゴミ』なんて抜かした奴もいるけど「屁」かよ !