地球に似た「7つの惑星」

2017年02月23日 風の戯言


 NASA(米航空宇宙局)が、地球に似た7つの惑星が太陽系に近い恒星を周回していると発表した。39光年離れた宇宙に生命の可能性がある惑星が少なくとも3つあるという。

 奇跡の星と言われる地球も、広大な宇宙の中では「ただ一つの偶然」だとは思っていなかったが、夢が広がってきた。

 レイ・カーツワイルの「ポスト・ヒューマン誕生」では、進化の6つのエポックでやがて人間の知能は宇宙の隅々まで行き渡ると予言している。

 ナンノコッチャ分からないが、地球外に生命の存在する可能性が現実味を帯びてきた。

 人間存在の不思議さは変わらないが、何やら大らかな気持ちになれるニュースではある。

噂話、そしてサイコパス

2017年02月20日 風の戯言


 「噂話」に褒める言葉は少ないが、概してマイナス・イメージを拡散する事が多い。余り有り難くないが、本人の心情とは懸け離れているけれど、案外と真実を伝えているのかも知れない。

 意識的に不利な「噂話」を流される事も多いが、全く関係の無い人が発信源だったりする。げに恐ろしや「井戸端会議」

 さて、「サイコパス」

 文春3月号に掲載された中野信子の「トランプはサイコパスである」を読んで納得することが多かった。

 彼が意識的戦略的に世界を攪乱しようとしていたのなら、彼の発言も分かる。しかし、「マジ」に叫んでいて、「もう一つの真実」ではないのだ。

 「ウソがバレても、むしろ自分の方が被害者であるように振る舞う・・・・」中野信子の文芸新書「サイコパス」にそんな記述がある。

 これは意識的な「ウソも方便」ではなく、立派な精神病質らしい。

 どうも、俺もそうなんかな ?

雨水の贈り物

2017年02月19日 風の戯言


 不安定な天候の中、輝くような晴れ間の贈り物。

 運命を諦めたような町で、若い人たちが夢を追いかけて生きる元気はどうすれば蘇らせられるのか?

 答えは「遊ぶこと」!

 柏崎でも「AKB48」、いやせめて「NGT48」を仕掛けられないか ?

 
 個性と話題が無さ過ぎるか・・・・

 それなら「子持ち48」なんてのはどうかなぁ・・・

尊農攘夷

2017年02月13日 風の戯言


 TPPがピコ太郎みたいに怪しくなってしまった。

 日本の農業もあわやという時、やはり日本は豊葦原瑞穂国、すんでの所で神が降りてきた。

 人間は生きていくために、当然のことながら食料は欠かせない。日本は平和国家だから車を売って米や石油を買えばいいという。
 だが、食糧自給率が40%、エネルギー自給率に至っては殆ど「ゼロ」に近い状態でいいのか? 
 この状態が日本が本当に目指すべき「幸せの国」なのか。

 格差社会が酷くなって、世界の1%の人達が富の殆どを手にしているという。
 トランプの財力を見せつけられて、しかも「新しいアメリカ」の指導層にゴールドマン・サックスの幹部が収まっている。

 その彼らがやることは世界に憎しみのタネをばらまくこと。 
 些細な宗教の違いだけで、人は殺戮を繰り返さなければならない「憎しみ」とは何なのか。

 憎しみあい、殺し合い、幼い子供達が餓えで苦しまねばならぬ世界とは何なのか。
 
 1%の人達が富と名声を握るために、武器を売り続けるシステムに恐怖を覚える。

 我らが豊葦原千五百秋瑞穂国は多分世界で一番豊かな国にならなければならない国なんだろうと思う。

 戦後、豊かさを追い求め、時間が流れ、もう一度自分の足下を見直さなければならない時が来たのかも知れない。

 老人大国とばかり無気力になってはいられない。

 コンピューターがそれを解決する可能性があるならば、農機具が自動化され、海からエネルギーが取り出されるようになるならば、日本ほど、柏崎ほど豊かで、美しい町はないはずだと信じている。

 尊農攘夷。
 
 日本は、もっと自分の道を歩いていいはずだ。

噂話

2017年02月08日 風の戯言


 ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史−文明の構造と人類の幸福」を読んでいて面白い記述に出会った。

 サピエンスがチンパンジーから分かれネアンデール人等の同類から勝ち残って生き延びてきた大きな原因はサピエンスが「噂話」という身の回りの情報交換のコミュニケーションが出来た、という事らしい。

 グループ内の力関係、最後っ屁をぶっ放したとかの噂話が自分達を守る「武器」だったと言う事。
 それがグループを守り、他との戦いに勝利する最大の効果があったらしい。

 女の噂話は人類始まって以来の、ホントは恐ろしい井戸端会議の延長だったんだね。