窓辺の黒竹

2013年07月15日 風の戯言


 頭の中の柱時計の針が壊れて、時間も季節もボンヤリしてきている。少し慣れると、これもいいものなのだが・・・。

 7月も半ばになっていた。残念ながら3連休は天候も悪く、今日は空の半分が青空だった。地域の洪水の歴史から言えば、刈羽平野は水浸し・・・ナンテのが子供の頃からの思い出なのだが・・・もうすぐ梅雨明けかな。

 写真は今の北側の窓。
 隣の田辺さんから「灯の付いた窓の竹の陰も良いもんですね」と言われて始めて気がついた。
 久し振りにぶらりと「ぶどう園」に向かう山道を歩いてきた。小千谷で羽を休めていた西脇順三郎さんのように、気の向くままに「山本山」を散策してみたい。

健康検査が趣味 ?

2013年07月09日 風の戯言


 先日、心臓の検査の「ハシゴ」をして以来、あっちこっち検査して貰うのが楽しくなって、今日は「脳」の検査をして貰ってきた。時折記憶喪失に近い症状が出るので「そろそろかな ?」と楽しみに「たむら脳外科クリニック」に行ってMRIを採ってみたけれど「異常は認められず」にガックリ !
 年相応に脳が縮小して来、「メモリー不足」はあるが海馬も大丈夫 ! とかで異常なし。ヤレヤレ・・・!

 明日は内臓の、と言っても胃袋程度だろうけれど内視鏡検査・・・これで終わりかな、と思ったら10年以上前に奥歯にかませた金が外れ始めている。何と言う事か !

 耳は難聴が進んでいるが、これは「処置なし」

 怒りっぽくなっているのは「歳のせい」

 まあ、人生の何たるかを少しは理解し始めたらしい。
 知っていたつもりだったけれど「すとん」と腹に落ちた。
 これはいいものだ。
 エネルギーが再燃焼を始めたらしい。 メラメラ・・・

七夕

2013年07月07日 風の戯言


 七夕・・・だけど残念ながら雨雲に覆われ、星は見えない。
 暦の上では「小暑」、暑さだけは「当たり ! 」
 蒸し暑さは半端でなく、嫌だから温度計は見ない。

 最近、時代の動きが急激になっている。
 今までの「常識」が覆り始めている。と言うより「真実」が叫び始めている感じがする。ややこしいが梅原猛の「人類哲学序説」を読み始めていて、無学者に先生の学説は判りようも無いけれど、この人の魅力に惑わされていて、尚更そんな気持ちになってきている。

鉄線花

2013年07月03日 風の戯言


 会社の駐車場の脇にテッセンが咲いている。

 手入れの行き届いた花は、何か温か味がある。

 会社入り口に巣くったツバメの子4羽が巣立っていった。

野尻湖の釣り人

2013年06月30日 風の戯言


 信濃路を走っていると、時折心臓を鷲掴みにされるような懐かしい風景に出会う。
 木の大きさ、林の奥深さが新潟には無い広がりを魅せる。
 
 気の向くままに、野尻湖畔を走ってきた。細い道で車の擦れ違いに苦労する。でも、それがまた人の温かさを感じさせてくれる。
 野尻の奥の方、斑尾高原に上る道があるところ、そこで魚釣りをしている若い人達を見つけた。数人の男女がボートで、岸で釣り糸を垂れ、時間を楽しんでいる。

 こんな時間を、俺は何処かに置いてきてしまった。