8月15日

2023年08月15日 風の戯言

終戦から78年。
当時3歳だった。
でも戦争に負けたんだ、大変なことになった、大人のヒソヒソ話にそんな記憶がある。
柏崎の道路から、アメリカが「カミナリ」に乗ってきて、日本人を皆殺しにしてゆく、
だから、見つからないように裏山の横穴に隠れよう、なんて話していたのを思い出す。

それにしても、圧倒的な経済力を持つアメリカに戦争を挑んだ背景とは何だろうか。
アメリカの経済封鎖。石油の禁輸。
そんな中、日本は中国から満州、南洋諸島のアジアの国々で、戦没者310万人!

孫子の兵法、兵法六韜三略、クラウゼヴィツの戦争論。いろいろあったろうが
敵国アメリカが戦後発表したのはルース・ベネディクト「菊と刀」による日本人論。
ドナルド・キーンさんの戦地で散った兵士の手帳を読み込んで解析
敵う訳ないよ。
でも、3年9ケ月、アメリカ相手に原爆投げさせるまで戦った。
そろっと本当の声が出て来るようになった。

8月14日

2023年08月14日 風の戯言

アインシュタインの言葉の中に

 「常識とは、18歳までに積み重なった、偏見の累積でしかない」とある。

人間の性格、能力は多様性に満ちている。
 祖先以来の遺伝子に組み込まれたものと若い時の自己研鑽の賜物。
  40歳過ぎたら、自分の顔に責任を持てともいう。

お墓参りに行って、祖先に合わせる顔がない。
 80過ぎたら、もうAIでの修正も効かないらしい。

お盆

2023年08月13日 風の戯言

周光院 観音像

2023年08月12日 風の戯言

8/12 今日の毎日新聞 「余禄」に
  明日の国民の生活を今日よりも良くしようとし、
   安全で不安なく暮らせるようにする。
    それが政治家の何よりの使命だろう。

と、政治の本質と使命を忘れてしまったような議論や事件が多すぎる。
 政治家はゴミになってしまった。

上海で法律事務所を営むという人と、散歩途上で1時間半も話し込んてせしまった。
雑談の中で「妻も敵也」という本を思い出し、ウうんちく傾けているうちに「政府も敵也」とは一般的な考え方だという。
自分の人生を阻害するものは全て敵だ、する考えは、今の日本でいえば非常によく解る。
人生とは、本来そうだ!

鵜川の橋の上で

2023年08月11日 風の戯言

昨日の風で、空のゴミが飛ばされ星がきれいに見えたのだが、今日はダメ。

クラウゼヴィッツの戦争論を保坂正康が「戦争を始めた方が負け」と解釈をしてる。
「戦争は政治の延長である」とする考え方は間違いで「戦争は政治の破綻」だと。

「新・戦争論」 
多分、国民の富をゴミにする、無駄に捨てる、それは政治ではないと。

「生者」は変わる。
「死者」は変わらない。
永久に変わらない「死者」の声を聴くのが日本の8月だ。と。