2025年06月02日 風の戯言

クマが出るぞ!

2025年06月01日 風の戯言

写真は小清水から岡田に通じる峠の天水田。
白倉から水を引ていると言う。
難儀な話だ。

ここは「大沢のブナ林」のすぐ近く。
何年か前、ここにクマが出たという。
今年も岡田に出たらしい。
見たい!

老人閑居して不善を為す。亦楽しからずや。

2025年05月31日 風の戯言

子供の頃から「退屈」とか「暇」には縁遠かった。
時間さえあれば…、そんなものに関わらず、遊んでいた。
ザイゴには何でもあった。

神社には神様がいたし、横穴には変な生き物がいたし、石垣にはヘビがいた。
だから、場所と状況により、遊びを考えるのは、おそらく現代の「AI」以上だろう。
すべてに遊びが優先され、土木も建築も、コンピューターもそう、皆遊び道具。

で、それが商売になってしまい、夜も休みも時間を忘れての減り込んでしまった。
周りの人には迷惑だったかも知れないが、もともと好きな人達だから、人に喜ばれた。
越後人は、喜んで貰えるならと、一生懸命やる、それが信頼になる。

で、突然時計の針が早回りして、今年83歳になった。
変な歩き方だが、とにかく歩ける。
最近は耳が悪くなったのと、頭が悪くなった、それに口が悪くなった。
医者は手遅れだという。

人が遊んでくれなければ、一人遊びに熱が入る。

ラーラのテーマ(ドクトル・ジバゴ)

2025年05月30日 風の戯言

「ラーラのテーマ」が頭の中で駆け出してしまい、何年かぶりに「ドクトル・ジバゴ」を引っ張り出した。

オマー・シャリフ、ジュリー・クリステー、そしてチャップリンの娘が演じるトーニャ。
配役よりもウラル山脈の向こうに広がる、多分シベリアの風景に圧倒される。
そしてロシア革命をバックとした、歴史上の運命に翻弄される人達。

何時の時代でも、人間は愚かで可愛いく、どうしょうもない生き物なのかも知れない。

多分バラライカ(マンドリンみたいだけど)が奏でる「ラーラのテーマ」が心臓を掻き毟る。

1965年の作品だという。
あんな映画を創った人達の身震いするような情熱と感動が羨ましい。

夕陽-ガード下の靴磨き

2025年05月29日 風の戯言

赤い夕陽がガードを染めて
ビルのむ向うに沈んだら
街にゃネオンの花が咲く
おいら貧しい靴磨き
アーアー夜になっても帰れない♫

下加納の鯖石川に架かる橋のたもとで、久し振りの夕陽を見ていたら、70年も遠い昔の宮城まり子の歌が勝手に頭の中で流れ始めた。「ガード下の靴磨き」

夕陽がどっちに沈んだのか思い出せないが、今からは想像もしようもない神田神保町界隈の都電や自転車の走る音の風景が思い浮かぶ。

こんな絵のような世界に浸っているようじゃ、俺もあんまり先は長くないな。