野仏
人の住まなくなった廃村の、誰も住まなくなった空き家を見るのが好きだ。
余りいい趣味とは言えないが、昔子供たちが走り回っていただろう村の風景に沈み込む。
人って、人生って何だろう?
車を走らせていると、誰も住んでいないような所に、今も小さな畑や田圃に出会う。
昔の人達も一握りの米の飯に命の火を燃やし続けて来たのだろう。
そんな小さな命を燃やし続けてきた老いた人たちとって、今の時代は何とも理不尽な世に見えるのかも知れない。
市野新田の奥の、普段は人の住まないだろう集落の入口に、傘を被せて貰った野仏が誇らしく立っていた。
人は、時間というとてつもなく大きな異界に落ちて来た、たった一粒の水滴なのかも知れない。
弔い合戦
石破内閣が発足し、田崎史郎が下らない話をしている。
日本は八百万の神、所謂個人個人の多様性を認めた国、その国の統治方法が単純な民主主義であるはずがない。
真のリーダーには数の論理+「徳」が必要になる。
現世を生きる為の「数の論理=力」経済だけでは本当の人生は幸福にはなれないのだという理想が必要になる。
理想と経済を掻き回して、与えられたただ一度の人生を「Happy!」と叫ばれるにこやかな環境が必要だ。
「徳」とは、自分よりもっと「悲しい人」を救えることだと思う。
現代に王道楽土を説き、私欲を捨てて人類の未来を歩けるようなリーダが欲しい。
変人石破茂総理に夢みたいな期待をかけている。
支持率51% 出発するには丁度いい。
さて、俺も弔い合戦を始めるか⁈
写真は城の組+明神の当り。