足音

2016.07.17 風の戯言


 東京都知事選なんて俺には関係ないと思っていたが、自民党が「党推薦の候補者以外の候補を応援した場合(たとえ家族でも)除名処分にする」という「連座制を宣言した。

 「自由民主」を標榜する政党の馬鹿さ加減が露呈した。
 しかし、問題はそのお触れに唯々諾々と従っている議員、党員達の「人間性」の問題だろう。

 嫌な足音が聞こえる。

梅雨の夜空

2016.07.14 風の戯言


 
 さっきまで稲妻が光っていたけれど、止んだらしい。
 静かなジャズを聴きながら、暗い梅雨の夜空を眺めている。
 時折、しぶきを上げながら通り過ぎる車の音がする。
 その一瞬の後に、また静寂が戻ってくる。
 今夜は、このCDが心の奥底に染みこんでくる。

 人の命には限りがある、そんなこと判りすぎているのだが・・・。

 天皇の生前退位のニュースが心を揺さぶる。
 世界中に、こんなに真摯に平和を祈る君主がいただろうか?
 災害で打ちひしがれた人々に、膝を折り、同じ哀しみを感じようと必死になって慰問した君主が世界のどこにいただろうか。

 ベリリュー島に慰霊の花束を捧げられたその場所に、俺は1本の冷たいペットボトルを手向ける事が出来た。天皇の哀しみの一端を共に出来たことを、俺は限りない誇りに思う。

 哀しみはそれだけではないのだが・・・。

 静かな夜に、深い世界に沈んでいるのもいい。

梅雨空

2016.07.14 風の戯言


 梅雨空に

唯酒論よ、遙かなれ !

2016.07.12 風の戯言


 動物で酒を飲むのは人間だけだ。従って、酒を飲まない人は人間ではない、そんな暴論を吐いていたら体調を崩して酒が飲めない年が続いていた。最近やっと復調し、「嗜む程度」に回復している。幸いなるかな、である。
 人間に戻って、我が唯酒論の聖典たる「酒乱性人生論」を久し振りに思い出した。「人生如何に生くべきか」では答えが出ない。「問い」が間違っているからだ。その誤った問いで多くの人達がのたうち回ったことか。

 「美味い酒を飲むためにはどう生きたら良いか」問いをアクションレベルまで噛み砕けば答えは自ずから出てくる。1に酒が買える金が必要だ。2に時を忘れて飲める友達も必要だろう。3に「ゴド」と罵られようと、尽きない話題も必要だ。

 学生達の仲間が「柏崎熱気球会館」でカニに食らいつき、大酒飲みながら「偶には良いことを言う」と褒めていた。調子に乗って「いいか、折角大学生になったんだ、青春を、大学を4年で卒業するなんて馬鹿なことはやめろ!」「俺は5回生です! 」「よし!」 些か酔って候。

 あれから50年近くになる。。目玉デングリ返し、もう一度t彼らと夢を語ってみたい。

コノハナノナハナンジヤラホイ?

2016.07.10 風の戯言


 この花の名前を知らない。
 
 インターネットで「夏の花」を調べたら
 「アガパンサス、Agapanthus」であるらしい。
 花言葉: 「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」
 シャレタ花言葉を持っていた。

 よく見たら庭にも一株咲いていた。

 花言葉とは縁が遠いムサクルシイ生活をしているようだ。