ビートルズを聴きながら

2016.07.09 風の戯言


 高校時代は裕次郎、大学の頃はビートルズだったようだ。
 田舎でノンビリ育った俺には、全く竜巻のような異文化だったのかも知れない。

 数多い彼らの作品の中でイェスタディ、ヘィ・ジュード、レット・イット・ビー等は特に好きだ。
 若い野獣の中に、だからこそなのか哀しみが流れている。

 ビートルズはまた何処かに沈んでいるのだ。

 文春8月号で塩野七生が英国のEU離脱国民投票をこき下ろしている。この国民投票は議会制民主主義を壊すものだ。

 リーダーは憎まれても良いが、軽蔑だけはされてはならない。
 もう一つ
 現実的な考え方をする人が間違うのは、相手も現実的に考えだろうから馬鹿な真似をしないに違いない、と思ったときである。

 何れもマキアヴェッリの言葉だそうである。

 

君は虹を見たか

2016.07.09 風の戯言


 久振りに夕方の虹を見せて貰った。

 車の窓から一瞬虹が見えたのだが、撮影地点に着いたらもう消えていた。その間、僅か1分足らず。夕陽は雲間に隠れてしまった。

 うーーん・・・

 そんな簡単に諦められるものではない。

 うーーん・・・、よし !

 「俺は虹が見たい ! 夕陽よ、雲間を開けてくれ !」

 すると、どうだ ! 山の右手の方から虹が架かり、霧の流れる八石山を覆ったではないか !

 俺は常人よれ勝った運を持っている。時により、自然さえ味方してくれる。ひょつとして、俺は神なのかも知れない。

 調子に乗ってバカこくでねぇ。
 本当の神の声が聞こえる。

神様メール

2016.07.07 風の戯言


 本当の「愛」なるものを知らない人間にとって、この世界は不可解極まりない。煩わしい、といった方が適切なのかも知れない。

 「愛」なる世界が「無条件」で受け入れられる希有なものだとすれば、尚更俺には判らない世界になる。

 まぁ、どうでもいいや。

 神様メールが、人間に生存時間を知らせたら、残された時間をどんな生き方をするのだろうか?
 キリストの世界を知らない異教の徒にとって、理解が出来ない、面白さが判らない。
 大分ヤキがまわってきたらしい。

 まぁ、どうでもいいや。

 写真は我が下宿部屋から。
 大家さんに一部屋貸して貰い生活している。

 こんな暮らしも、いいもんだでや。

 そうそう、今夜は七夕、でした。
 

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2016.07.05 風の戯言


 男は黙ってサッポロビール・・・か。

 そんなもんだ。

戸隠見参

2016.07.03 風の戯言


 妄想に突き動かされて戸隠に走った。
 大雨の予想も、それはそれで「いいじゃないか !」

 遠乗りは久し振りだ。
 もう2年近くドライブを楽しんでいない。
 忌まわしい「事故」のせいなのだが・・・

 戸隠の唐松林が見たかったのだが・・・白秋のイメージが残りすぎていたのだろう、奥の知れないカラマツ林の妄想はそこには見られなかった。林の中を霧の残骸が流れていくのは、それはそれで俺の心を搔き毟るのだが・・・。

 早朝に出て行って、10時頃には家に戻った。
 腹が減った。

 高速代と駐車場料金が嫌に頭に残った。
 勿体なかったかなぁ・・・