虹のかけら

2012.09.02 風の戯言


 不思議な一日だった。

 空気が澄んで青空が広がり、白い雲がゆっくりと姿を変えている。
 雲達を眺めていると、不思議な時間が流れていく。

 夕方、八石の山に虹のかけらが残っていた。

Sunset

2012.09.01 風の戯言


 夕陽と同じく、人の生きている時間は短い。
 

宮川の喫茶店

2012.09.01 風の戯言


 今日から9月。September 9月になれば・・・ 

 真夏日が続く。

 原発の近く、柏崎市宮川の外れに喫茶店が出来た。
 紅茶の香りを楽しみながら、海を眺めるのは最高の贅沢。
 今日は土曜日なのでSunsetの閉店まで、光の移ろいを楽しんできた。佐渡も見え、いい時間だった。
 

満月の夜。

2012.08.31 風の戯言


 秋になった。
 満月の光の色が違ってきている。

カワウソの絶滅

2012.08.29 風の戯言


 カワウソが絶滅したらしい。
 子規の獺祭忌が幼稚な頭に残り、何とも愛嬌のある仕草と共に好き、というより自分の生き方に共通するものもあり、気持ちの上でより身近な動物ではあった。

 最近山道をドライブしていて感じることは、車に轢かれた狸やイタチの死骸を見なくなったこと。蛇にも滅多に出会えなくなった。家の庭にも煩いほどいたアブラゼミがホントに少なくなった。トンボや蝶、蚊やブトも殆どいない。

 多分、自然が大変わりしているのだろう。
 食物連鎖の頂点に立つ人間の数が多く成りすぎ、自然界の調整場面が急展開しているのだと思える。

 自然は自らの意思を持っている。
 人間は神の子だと自ら認識を誤り、自然の意思を理解しようとはしないで来た。科学の力で自然を制御できる、と。

 もう一度、人は自然の中で慎み深く生きなくては成らないのだろうと思う。不思議なことを言うようだが、神や仏や自然に対する自分の祈りは、願いを叶えてくれている。

 夕焼け雲の上に、月が出ていた。