霧の中

2013年06月15日 風の戯言


 先週4日朝の心臓の違和感(圧迫)があり、7日に杉本先生に見て貰い、木村医院に紹介され、最後は長岡の立川病院に回されてきた。検査のハシゴって楽じゃないですね。

 翌日から2泊3日の精密検査を指示されましたが、とてもそんな時間的余裕は無い。結局来週水木金と検査入院。
 検査は2日、手術の必要性によりもう一日、と言うことらしい。覚悟は決めた。

 この1週間は様々なことに振り回され、疲れた。破れかぶれで、金曜日夕方、風と雲に誘われて妙高温泉に走った。

 雲が多く、山波は見えなかったが、高校山岳部で馴染んだ妙高連山は心を和ませる。温泉に浸かり、ただ寝るだけの旅だったけれど、休めた。

 10時半、宿を出ようとすると窓を霧で真っ白。

 僅かに見える「道」を辿りながら帰路についた。

 時には五里霧中も良いもんだ。何時も、かな ?

波の音を聴きに

2013年06月08日 風の戯言


 お天気に誘われて、海が見たくなり宮川の umicafeDONA
(ウミカフェ ドナ)を覗きに行ってきた。

 1時が過ぎて客席も少し空きが出たようで、早速カレーと紅茶を頼んだ。店内から海を見ている・・・何か「もったいない」雰囲気もあり、陽射しが強くなり始めたテラスに出て、磯の波の音と爽やかな海風に初夏を満喫してきた。
 たまにこんな時間も良いもんだ。

 日進月歩から秒進分歩みたいな世界になり、資本主義という病原菌はアジアからアフリカに襲いかかっている。人類発祥の地でありながら「植民地」に魘され、更にまた列強が覆い被さるようにアフリカを目指している。
 人間の本当の幸せとは何なのか・・・経済は土台なのだが全てではないハズ。しかし、「無視」も「適当」に付き合うことの出来ない巨大な力を持っている。

 「金色夜叉」ナンテ小説も思い出している。
 人生、中々「正解」はありませんな。

 この店に来ると何かホッとする。

サッカー本田圭佑の言葉

2013年06月07日 風の戯言


 「最後は個で試合が決することがほとんど。

 日本のストロングポイント(長所)はチームワークなんですけど、そんなことは、僕らは生まれ持っている能力なんで。

 どうやって自立した選手になって個を高められるか。自分が前に出るという強い気持ちをもって、集まっているのが代表選手だと思う。」

 ワールドカップ・ブラジル大会への出場を決めた翌日、記者会見での本田の言葉本田の言葉である。

 一言で言えば「どうやって自立した選手になって個を高められるか」ということで、「個」という単語で個人のレベルアップを説いている。 

 凄いやつだね。
 戦う組織には同じことが言えるんだ、な。

夏空のような・・・

2013年06月03日 風の戯言


 高校生の頃から肩凝りが酷く、高田寺町のお寺に行って灸をして貰っていたことを思い出している。
 横着者だったのか、本当に体調が悪かったのかよく分からないが、疲れやすいのは年季が入っている。

 浪人時代は住み込みバイトをしていた理論社の近く、神田神保町の「按摩さん」によく行っていた。新潟の人で、マッサージが終わると将棋の相手をさせられ糞味噌にやっつけられた。盲目に近い人だったけれど将棋はホンモノだったようだ。

 柏崎に帰ってからは「相性のいい」マッサージに出会うために、正に、彷徨い歩いた。
 今は、鍼とマッサージの組み合わせで、1週間を2度に分けて通っている。

 死後硬直ではなく、俺の場合は「生前硬直」、難病を抱えた多くの人達に比べれば「健康」な方なのだろうが、ある意味透析を受けているつもりになって、焦らないことにした。
 ただ、高齢化もあるだろうが、以前よりも筋肉が柔らかくなってきていることも事実。

 杉本医院の診察と投薬、適度なウォーキング、時折脱線するキライはあるが、まぁ酒量は少々に押さえている効果が出ているのかな。健康が一番。

 そう言えば、もう6月なんだね

 田圃に早苗が植わり、勢いが出てきた。
 八石に夏雲が懸かり、時は静から移っていっている。

 

虹の村から

2013年05月30日 風の戯言


 夕方、久し振りに虹が見えた。

 雨上がり、西の空の夕焼けに見とれていたら、八石山に虹が架かっていた。