響 投稿原稿 「アッパレ君」 564文字
貴紙の4コマ漫画「アッパレ君」を楽しみにしています。
何とも言えぬ「ほんのり」とした、上品で温かみのあるユーモアは最高ですね。
死亡広告欄の次に見ています。
漫画家の名前は「前田ひろし」、ですが「木崎ゆきお」「秋里とんぼ」などいくつかの筆名を持ち、「アッパレ君」の他に、「あきれたとうサン」、「ゴキゲンさん」などの名で記載されているらしい。
例えば、8月23日の「アッパレ君」はマンガはこうだ。
電気店に子供が訪れ、「音が出なくなったんです」、「電池取り替えて下さい」と故障した「もの」を差し出す。「どれどれ」と店主、みたら虫かごに入った「セミ!」
この「アッパレ君」は8858回目、毎回こんなマンガが連続掲載されている。こんな素晴らしいアイディアを生み出し続けるマンガ家に会ってみたくなったし、単行本があったら欲しくなったし、マニュアル化時代に「えっ!」と驚くような温かいユーモアに毎日触れさせて貰うのも自分の大切な幸福の一つなんです。
「AI 人工知能」にマンガの面白さが判って堪まるか!
(13*40)520文字
Rio 2016
近代美術館でモネ展をを見、馬高縄文館を覗き、歴史博物館で遊んできた。
モネの本物は初めてだけれど、「雪の効果、日没」には惹かれるものが有った。長岡の大きさと、丘陵の翠、火炎土器に魅せられた小さな旅だった。
オリンピックの開会式は素晴らしかった。
演出の深い意味は判らないが、難民選手団が行進し、ファベーラの若い人達のダンスがあり、リオのカーニバルのリズムが会場を包んでいたようだ。
夜は大アマゾンの未開の民族「イゾラド」マシュコピーロの映像が流れ、読みかけ本の「日本人は何処から来たか」にも関連した興味深いドキュメントだった。
彼らも「ホモ・サピエンス」なのか、興味が尽きない。
火炎土器ももっと知りたい。
煮炊きをした形跡もあるらしいが、ならば何故こんな装飾がついているのか?
歴史博物館で茶会が開かれていた。
一服戴いていたら、和服の素敵な女性が近づいてきて、火炎土器に野の花を生けた風情を話してくれた。
うーん、心のバランスが取れない。
こんな休みがもっと欲しい。