怪奇現象の正体 ?

2014年08月10日 風の戯言


 最近、ある怪奇現象に悩まされている。

 幾度かそんなことが重なると、些か難儀を超える。

 探すものが、見つからないのだ。
 さっきまで使っていたものが、突然、目の前から消える。

 俺はバカではない。
 ただ、整理能力が常人以下となる。その危険性は自覚している。

 使ったら、元に戻す。
 たったそれだけのことだが、それにはある体験がを説明しなくてはならない。
 何の用事だったか、何時のことだったか、今は忘れたが刈羽の刀鍛冶のもとを訪ねたことがある。彼は手を休めることなく、道具を次々と変えながら、真っ赤に焼けた鉄を見つめつづけ、俺たちの話を聴き、自分の話をしてくれた。

 道具は、キチンと元の位置に戻され、次に必要な道具を次々と変えながら、休むことなく、自分の作業を続けている。

 俺は、感動した。素晴らしい ! と。

 それ以来、俺は整理に命をかけた。

 ただ、それは思いついた時だけ、だったのかも知れない。

 最近それが怪奇現象まで昇華され、どこにしまったのか分からなくなっている。

 言っておくが、老化現象ではないっ!
 

柏崎 夏祭りを過ぎて

2014年07月29日 風の戯言


 24,25,26日の夏祭りの後、27日は静かな夏の雨が降っていた。
 
 3日間の夏祭りをご苦労様、ありがとう ! みたいな雨でなんともいえぬ風情があった。26日が36度あったために、尚更夏の雨が嬉しく感じられたのかもしれない。

 のんびりと、一日、窓の外を眺めていた。

 写真は阿部裕子さん撮影したものを借り。

中越沖地震 7年

2014年07月16日 風の戯言

 2007年7月16日午前10時13分

 あれから7年の歳月が流れている。

 たった7年なのに…

 柏崎の風景の中にも、自分の記憶の中にも、すでに遠いものになっている。

 記録写真集を見ながら、改めて中越沖地震の凄さを思い起こしている。

晴れのち雨のち曇り

2014年06月29日 風の戯言


 あまり大きな声では言えないけれど、ところにより大雨が降っているから、柏崎がこんな梅雨なら助かる。

 ただ、予報では今夜の雨は100ミリも降るらしい。

 家の前の防火水槽に蛙がいる。
 最近は虫も少なく、彼らのエサもないのだろう。去年より小さいように見える。

戸隠の森

2014年06月22日 風の戯言


 5月、運転を誤り花水木をへし折ってから、女房は俺の車に乗ってくれない。まぁ、これはこれでいいことなんだけれど…。

 久しぶりに戸隠の森を訪ねてきた。
 カラマツの林を見たかったのだけれど…戸隠植物園の木の遊歩道を気ままに散歩を楽しんできた。

 カラマツやブナ…ストレスを抱えた人間が日に当たるのを好むのは太陽の光の中にそれを解消する薬効があるから、とか。

 森林も、人間に何かを注いでいてくれる。