キッチンぽてと

2009年03月06日 風の戯言


 NPO法人トライネットが障害者自立支援法に基づく障害者福祉サービス事業で柏崎市東本町フォンジェ駐車場棟1Fに「キッチンぽてと」を開設した。
 今日はそのオープニングパーティ。
 当面、1日50食、内25食はお弁当。残り25食をオープンした「キッチンぽてと」のランチで販売するという。
 「しごと」に取り組む子供達の笑顔が良かった。ゆっくりと、夢の実現に向けて歩き続けている。1年かが理の準備が自信となり、自然の笑顔を作り出しているのだろう。

 経済原則の中では、特に現状の経済状況で「笑顔」を創りだすのは難しい。外部からの人目を考えると・・・という場合もある。
 人間の幸福の原点は「経済的利益」だけではなく、小さくとも何かしらを成し遂げた充実感なのだろう。
 改めて「知足 足るを知る」ことが幸福の原点なのではないかと思った。言葉だけでは簡単なことなのだが、そんな心境にはまだ程遠いところにいる。

 スタッフの人たちの言い笑顔が最高だった。

世界は何処へ行く?

2009年03月04日 風の戯言


 ニューヨーク株価、東京の株価、円やドル・・・BIG3やAIG、アメリカ国債、郵貯、日本郵政の不透明な動き、小澤秘書の逮捕・・・それらが絡まって世界経済の混迷が深まっている。
 刻々と変化するデータに翻弄され、解決に向けた方程式もその枠組みが定まらない。どうなる???
 こんな時には全てを棄てて「人間の原点」に帰るのが一番だし、自給自足の田園生活を夢見るのが楽しいのだが、家族や社員やその家族を護るためには「鬼」にならざるを得ない。

 情報を集め、情報を読み解き、情報をばら撒き、パワーと策謀の限りを尽くして、自分が護らねばならないもの護る為に全力を振りかざす。阿修羅、鬼にならねばならない。
 柄にもなくそんなことを考えている。兎に角、社会が予測不能な急激な変化を続けている。不安を振り払うことは出来ないが、しかし「現世」とはそういうものなのだろう。石すらも「安定」とは遠いところにある。何の慰めにもならないが・・・。

浅賀俊介 結婚式

2009年03月01日 風の戯言


 2月28日、旧トルコ文化村を改装した結婚式場グランコートは冬には珍しい晴天と若い人たちで華やいでいた。
 浅賀俊介の結婚式
 彼は妻の友人浅賀千穂さんの長男で、多分20代の半ば。席札では「新郎の恩人」と紹介されていたが、俺は年の離れた友人だと思っている。
 彼は、一昨年の夏、柏崎市川内の住民が毎夜のように暴走族に悩まされいるのに我慢できず、仲間を集めて「やめるように」と申し込みに行ったという。川内側から彼一人、反対側の谷根側に数人。彼に説得されてバイクグループが谷根に回ったとき「事故」が起きた、らしい。
 警察に捕まり、仲間を庇って、一人何ヶ月か留置場にブチ込まれていた。今の世に、まだこんなに不器用な若者がいたのかと、俺は嬉しくなって一度だけ面会に行った。ドラマでよく見る場面。何を話したかもう忘れたが、彼がこんな状況に中、支え続けている「彼女」がいると言うことを聞き、「この男は大丈夫」だと思った。
 まるで演歌の世界だが、職業や勤め先ではなく「本当に信頼できる」人との縁を、何よりも大切にする若い人たちの生き方に感動した。
 大勢の仲間達、大勢の新婦の友人達の祝福に囲まれて、二人の人生がスタートする。
 タバコの煙に朦朧としながらも俊介の門出を祝うことが出来て嬉しい。

希望に忍び寄る影

2009年02月24日 風の戯言


 アメリカの信用不安の影が次第に濃くなってきている。各国通貨の為替レートが複雑に交錯し、マスコミの一律な解説では読み解けない「現状の変化」が生じているようだ。

 信用不安の妖怪が世界中を席巻する。何が起きるのだ?

 身の回りにも不吉不幸が蠢き始めている。俺の祈りが必要な時のようだ。祈りは空間を越え、時間を越えて不吉不幸の根源に作用してくれる。信じる者にしか見えないのだが、確実に俺の願いは届く。不安に苛まれた、ささくれ立った心が一瞬立ち止まって、優しい心に変化していく。
 祈りは大事だ。

風船一揆

2009年02月22日 風の戯言


 記録的な暖冬から、一気に大荒れ。小千谷にほどほどの雪が積もり、風船一揆が無事?に終わった。
 今年は33回、俺の人生の半分。