黒姫山の夕雲

2010年08月29日 風の戯言


 もう9月が近いのに、35℃近い気温が続いている。

 「あったかくて、いいあんべぇですね」
 「雪の心配がねぇくて、いいあんばいだがネェ」

 なんてバカも言ってられなくなった。本格的に怪しい。

 鯖石川の堤防は毎日の散歩道。朝だったり、夕方だったり、2人の都合のよい時間に20分だったり、1時間だったりする。要は気まぐれ。山の色や、田圃の稲の出来や、空の雲を眺めながら、保育所の子供達のような話をしながら歩く。

 黒姫に珍しく夕焼け雲がかかっていた。
 田圃の稲は黄色くなり、もう少しで刈入れが始る。

 1年が静かに過ぎていく。これも良いもんだ。

じょんのび村の夏

2010年08月28日 風の戯言


 季節はもう秋、のはずなのに記録的な暑い日が続く。
 暑さと3日連続夜の会で、今週は些かバテ気味だが雨続きの夏よりはズーと嬉しい・・・けど頭の溶解は止まらない。この歳で連日ハシゴしてたら、無理もないのだが・・・もう見放した方がよさそうだ。

 夏休みも終わりに近づき、じょんのび村にも「日常」が戻ってきた。先日は、風呂を独り占めしてきた。誰もいない、というのは逆に落ち着かなく、カラスの行水で早々にあがってきてしまった。職員の人たちに「もう上がったのぉー」なんて冷やかされて、自分の貧乏性に泣きが入ってしまった。

 駐車場から貸し別荘に掛かる吊り橋が、何ともいい感じでカメラに収まった。少しのんびりとした時間が欲しい。

 
 
 

夏の名残り

2010年08月23日 風の戯言


 久し振りに、本当に何年ぶりだろう? 昔の工事現場でもある荒浜の海に行ってきた。
 浜は整備され、もとの堤防のところには道路が、砂利道だけど、走っていた。昔は殆ど来る人も無く、サマーベッドとパラソル、そしてビールと雑誌でも持っていけば朝から夕日が沈むまで幸せな時間があった。家にいる女房には不思議な人に見えたらしい。
 海水パンツにレーバンのサングラス、白髪頭の狂った老人にしか見えなかっただろうが、俺は成長の止まった青年。

 海水は清らかで温かく、もう9月が近いとはとても思えない。西に傾き始めた夕日と、キラキラ輝く海を見ていて、何かに追われているような気分が融けていくのを感じた。
 
 こんな時間が足りなかったのだ。
 
 今の原稿が出来上がったら、もう1度旅に出よう。
 俺には気ままな旅が必要なのだ。

 向こうに、微かに米山が見える・・・柏崎の夏

22年お盆 墓参り

2010年08月14日 風の戯言


 昨日13日は前日の会社の納涼会の後遺症でグロッキー !
 お墓参りにも行けず、妻と倅に代参を頼み一日中ベッドの友。
 今日は朝の散歩と宿題を片付け、会社の帰路秋雄兄貴のお墓と石塚家15代の先祖の眠る行兼の墓地を一人でお参り。
 雨のお盆は、何か落ち着いていて、いいものだ。

長姉 佐藤愛子 米寿の祝い

2010年08月09日 風の戯言


 7日、姉の佐藤愛子米寿の祝いが帝国ホテルであった。
 自分にとっては20歳年上でもあり「姉」というより「母」のような存在。「医者どん」佐藤秋雄義兄と、子供の頃からの親代わりだった。思い起こせば涙が止まらないような思い出が走り抜ける。
 人の心が熱く絡まりあい、慈愛と感謝が素直に行き交ったいい時代を生きられたように思う。

 集まったのは縁者30人ほど。茂ちゃんが用意したスライドが古き良き時代、皆の若かった頃の思いでが交差し、ひと時一族が共に生きた頃の懐かしい昔に戻った。

 姉もまだ矍鑠とし、11年後の白寿の祝いを待ち望んでいる。