八石山の夕

2010年05月20日 風の戯言


 朝8時から、隙間の無いような一日が過ぎた。

 帰宅途中、八石の山が霞みに静んでいる。

 車を止めて、そのあまりの美しさに動けなくなった。

 なんて素晴らしい土地なんだろう、鯖石は !

輝く春の日

2010年05月17日 風の戯言


 14日、15日の土日は輝くような春だった。
 今まで見たこともない新緑で、鯖石を走っていて目を見張るような緑の連続、住み慣れた土地だと言え本当に感動的だった。

 夜は秋吉敏子のジャズピアノを聴きに行き最高の土日になった。

 世界が時代の崖っぷちに差し掛かっていることなど殆ど気にならない、隔離された世界のような豊かな緑。休日くらい何も考えずに生きていてよさそうなものなのだが・・・。
 貧乏人根性は直らない。

女心と春の空

2010年05月12日 風の戯言


 意味ありそうな笑顔に惑わされて薄着になったら・・・

 まつたく、いやはやのお天気です。

 昨日の新潟工科大学交流会でも伊藤文吉さんの講演が面白かった。
 
 子供には物を与えるな。チャンスを与えよ。
 物がなくなると夢が生まれてくる。
 どうか、チャンスを作ってやってください。

 衣食足りて礼節を知らず。
 社会が豊かになって格差がなくなると民主主義のマジックが効かなくなる。みんなが自分の人生を生きはじめるからか?・・・諸行無常の響きあり・・・だな。

遅咲きの桜

2010年05月10日 風の戯言


 春はどんな風景も絵になる。

出口が見えた !

2010年05月08日 風の戯言


 昨日は久々に午前様に近くなった。
 車を降りて見上げれば空は満天の星。こんなにも綺麗な星空は何年ぶりだろうか ! ベッドに潜っていた女房を外に引っ張り出して「見ろ ! 」

 今夜も素晴らしい星空だった。
 庭のリクライニング・チェアで夜空を眺めている。
 飛行機が音を引きながら飛んで行く。
 時折、人工衛星らしき光が星達の間を異動して行く。

 満開の桜の遥か向こうの空から呟きが聞こえてくる。
 「おさむ、元気だったか・・・・」

 不思議なときの流れの中で、星の声が聞こえる幸せ。

 新潟産業大学で始めた寄付講座の講師たちの話を聞いていて、漸く自分の歩むへき方向、出口が見えてきたような気がする。予感から確信に変りつつある、それが嬉しい。
 長い迷いと苦しみの時を超えて、自分が模索し続けたことに間違いはなかったのだという思いは、自分に初めての安らぎを与えてくれているようだ。
 
 星を見ながら、不思議な時間が過ぎて行く幸せを感じている。