謹賀新年

2013年01月01日 風の戯言


 明けましておめでとうございます。

 新年は雪で明け、地元の神社の2年詣りと、館林落城の落ち武者であった先祖がお世話になった中加納の清瀧寺と、自分の菩提寺に定めた与板の周光院を回ってきました。

 ポジティブニヒリズムに毒された身には妙な話だが、毎年この「お参り」を続けていると、何となく落ち着く。それにしても、深夜膝まであるような雪を掻き分けて歩く自分を少し不思議に眺めている自分がいる。

 今年は、風のように、もう少し自由に生きてみます。

信濃路へ

2012年12月29日 風の戯言


 前日の納会の酔いも醒めやらぬまま、雪のない信濃の冬景色を見たくなって早朝から車を走らせた。
 晴天に恵まれ海岸通りは青い海と枯れ草が臭うような風景。妙高に低い雲が流れ身震いするような景色が拡がる。ただ、高速は車を止めることも出来ず、感動をポケットにしまい込みながらただ走るだけ。
 県境を越え、小布施に入っても雪はあり、見たかった風景は現れず、残念。次第に気力体力が失せてきてリターン。

 たった1枚撮れた写真がこれだけ。チョット残念・・・。

朝日の輪

2012年12月27日 風の戯言


 年末の1週間、天候は様々に変化する。
 写真は朝の出社時、雲間の朝日を受けて安田明神の集落が輝いている。スポットだけに、出社時だけに、また路面凍結の状態では「雰囲気」くらいしか写真にと撮れない。

 写真はその至難の業を芸術的に駆使した一枚。
 雪原が海のように見える。

 寒波で凍結した道路、ソロソロ出社を急ぐ。坂の下は追突のオンパレード、らしい。気をつけるに超したことなし。

 もうすぐ1年が終わるね・・・・

天皇誕生日、そして・・・

2012年12月24日 風の戯言


 気がつけば、「暦」から「冬至」を見落としていた。

 「冬来たりなば、春遠からじ」
 さは言えど・・・重いなぁ・・・

 そして今日は異教徒のお祭り。
 本物の異教徒達は心静かに教祖の誕生を祝うのに、偽の異教徒達は安易なビジネス・ターゲットとしての馬鹿騒ぎしかないようだ。良いこと、なんだろうな・・・。

 外は静かに雪が降っている。

 師走の大詰めの3連休・・・複雑なものがある。

復活祭 !

2012年12月22日 風の戯言


 朝7時、復活祭を祝う誘いの電話が入った。
 目覚めたら、生きていたという実感は素晴らしいことだ。
 祝いの場所と時間を決め、また熟睡モードに。

 旧新潟日本電気、今のゼロックスの近くに柿畑があり、持ち主の具合でも悪いのか、雪の中で柿が収穫されずにいる。
 そう言えば環境の変化なのか、今年は柿の実がなったままの風景が目立つ。人間も、鳥達も、柿を採らない。

 子供の頃、学校から家に帰ると柿の木に登っていた。
 60年近く前の、あの風景と柿の味を思い出す。
 甘柿の中に、渋の抜けない柿もあった。
 あの、期待はずれの、口の中の違和感を思い出している。

 これから、復活祭 !