ビッグモーター

2023年07月31日 風の戯言

最近は変なニュースが多い。
世の中、あまり気にしてはいないけれど、経営者の端くれとしてビッグモーターの前社長について考えさせられる。
岩国の片田舎に会社を興し、1兆円の売り上げを目指した経営者である。

多分それなりの強烈な個性を持った人だろう。
社員6,000人という。
それなりの個人的魅力にとかだ人なんだろうと思う。

ただ、現代と何かズレてしまった。
報道されていない部分も多いはずだ。
それは何だと考えるのも、オールド・テロリストとして必要な気がする。

写真は鎌ヶ谷の美和子さんから

過去12万年で最も暑い夏

2023年07月30日 風の戯言

相変わらず暑く、意識朦朧として生きている。

今朝の毎日新聞に中西寛京大教授が「過去12万年間で最も暑い7月」と書いてた。
本当かい?
正気だとは思えないけど・・・。

置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子

2023年07月29日 風の戯言

道で人に会うと、
「今日は、お暑ったかくていいあんべぇですね、ハイ」
自分の言葉に自応答したゴタマゼの言葉で挨拶をしている。

朝早くなら温度も上、シャッポも被らず散歩していたら脳が生煮えになってしまった。
長年かかって矯正してきた「頭」が完全に持ち主の所有権を離れ自走している。

中鯖石小学校のブロックの隙間に咲いて昼顔の花が渡辺和子さんの言葉を思い出させた。
「置かれた場所で咲きなさい」ったってねえ。
お茶の水駿河台から神田猿降りる「女坂」だっけ、あの階段の踏み石に小さな花が咲いていた。
暫く、あの階段に腰を下ろし花を眺めていた。

地球沸騰化時代

2023年07月28日 風の戯言

朝6時の散歩が気持ちいい。
鯖石川の江風は柔らかな冷たさを保っている。

藪蚊たちはまだ寝ているらしく、襲ってこない。

八石に陽が昇り、黒姫は朝の陽射しを楽しんでいる。

グレーテス国連事務総長は、最早「温暖化」ではなく「地球沸騰化時代」だという。
アメリカ・デスバレーで最高気温54℃、顔にドライヤーの風が当たっているらしい。
もう人間の住む場所はなくなってきた。

ハンチバック

2023年07月27日 風の戯言

芥川賞発表以来、読みたくても「読みたくない」本を買ってきた。
「わたじん書店」に電話をいれたら、「読みたくない」本が店にあるという。
市川沙央さんの「ハンチバック」(せむしのことらしい)重度障害を持つ女性の
 「私の身体は生きる為にこわれてきた」と帯にある異色の本。

ガキの頃、私小説を読んでいて「これが文学か!」と絶望し、持ってた本を全部捨てた。
軟弱な「文学」を捨てて、俺は山岳部にのめり込んだ。
好きな作家が、ほとんど自殺しているのも、ショックだった。

「ハンチバック」は凄い本だ。
自分が読む本なんて僅かだが、こんな本に今まで出会ったことがない。

ただ、読了後、やはり「あまり読みたくない本」で、人に勧めたくない。

写真は市内田中から
「米山が爆発している!」