垣根の紫陽花

2009年07月02日 風の戯言


 世間並みに、此処鯖石も梅雨の香が漂う。
 垣根の紫陽花が咲き始め、道行く人を楽しませている。

 「人間の厄介なことは、人生とは本来無意味なものだということをうすうす気がついていることである。古来、気付いてきて、今も気付いている。
 人間は王侯であれ乞食であれ、全て平等に流転する自然生態の中の一自然物に過ぎない。
 人生は自然界において特別のものではなく、本来、無意味である。と仏教は見た。これが真理なら、例えば釈迦なら釈迦がそう言いっ放して去ってゆけばいいのだが、しかし釈迦は人間の仲間の一人として、それでは寂しすぎると思ったに違いない。」   
                                   司馬遼太郎「あるうんめいについて」より

半夏生

2009年07月01日 風の戯言


 風鈴の夜陰に鳴りて半夏かな      飯田蛇笏

 半夏生、半夏、半夏雨
 夏至から11日目の7月2日ごろのことで、雨が多く物忌みが守られているらしい。ドクダミと同属の毒草、半夏(からすびしゃく)から着ている季語なそうな。

 九州の方から大雨の情報が伝わり、土砂崩れの映像が流されている。水に過不足なし、というけれど最近はお天道様の蛇口が緩んでいるらしい。期待以上の雨が降り、オタオタしていることが多い。
 しかし、山道を走るとこんなに深い緑に恵まれた土地があるのだろうか、と思う。そして「緑に囲まれて生活している奴に悪人はいない」となる。その先は忘れた。

生命の不思議?

2009年06月30日 風の戯言


 庭の隣に35坪ほどの畑がある。

 春に植えたトマトや胡瓜が、実を付け始めている。

 バラにバラの花が咲き、
 トマトにトマトがなり、
 胡瓜に胡瓜がなる。

 何の不思議もないけれど、考えれば不思議な自然の恵み。

タイトル無し

2009年06月28日 風の戯言


 3夜連続で「焼酎」と「山崎」で〆たら、やっぱり来た!。24日は2次会で焼酎5本空け(12人)、25日は焼酎1本(2人)、昨日の未完成ではショットグラスを何杯重ねたのか、よく分からない。脳は破壊されたが身体は元気、今朝も5時ごろから散歩している。(徘徊じゃないぞ!)

陽気な女の子達

2009年06月25日 風の戯言


 日本生産性本部、経営品質協議会の支援を戴きながら新潟産業大学に「経営品質」の寄附講座開設の準備を進めている。大詰めを向かえ、選択科目の単位取得の内容など大変な作業が発生してくる。
 山崎副学長と、そんな内容の打合せを済ませ1階のロビーに下りてくると陽気な学生達に出会った。ポーズをとってもらい写真に収めたところで2階の廊下から広川学長の声が掛かった。「何してんの、話があるんだけど・・・」
 この一声で、芽生えたばかりの恋はジ・エンド。学長室に行っている内に麗しき女子学生たちの陰も姿も見えなくなった・・・携帯番号を聞くのを忘れていた・・・残念!