安青錦
大の里が千秋楽で休場のニュース。
大相撲なんて見てやるか!
でも、安青錦が琴桜に勝ち、優勝決定戦で朝青龍を跪かせた。
もう、明日の新聞の見出しが躍っているのが見えるようだ。
安青錦がウクライナ出身だから、俺は単純だからウクライナと聞けば全てを許す。
俺の目に狂いが無ければ、彼は見事なほど素直な青年だろう
大好きな大鵬の父親もウクライナ人、だからすべてがOKなのだ。
十両では朝の山が12勝を挙げ来期は幕内に戻ってくる。
元大関が三段目まで落ち、這い上がってくる。
「根性」だよ、人生は!
「呼び出し-次郎」が好きだったけれど、引退して姿が見えなくなった。
写真は鯖石橋からの夕陽、小さな三日月が見える。
下は「じょんのび村」の祭り。
独居老人もいいもんだっぺ!
節子が居なくなって2年が過ぎた。
子供達の所に行っているのか、最近は偶にしか帰ってこない。
それでも、毎日朝晩は写真にお茶とお菓子を上げている。
サボると叱られるからだけど、一緒にご飯を食べテレビを観たりしている。
病院から施設に移った時に、夜中になると一人で静かに古い歌を歌っていたという。
その話を思い出すと、居たたまれなくなる。
出来ない話ではあったけど、なんで俺が介護をしてやれなかったのかと。
全ては、いくら藻掻いても戻らない悔悟の世界。
彼女が一番苦しい時に、その苦しさを聴いてやれなかったこと・・・。
11月は姉が逝き、秋雄兄が逝ってしまった月。
「独居老人」を決め込みながら、行く秋を眺めている。











