新潟日報を覗いていたら6月7日は「善の研究」西田幾多郎死後80年であるそうな。
「善の研究」は書棚にあるが開いたことなかった。 「翠山荘主」の印があり、昭和2年149版とあるから買ったのは祖父か親父か? 37/4/6日付け蒲田から東急線20円区間行き切符も挟まっていた。
と言うことは、俺も読み始めた、ということか?
「あとがき」に目を通すと「知と愛」がある。
この辺はぼんやり分かる気がするが・・・。 取り組んでのお楽しみとするか!
一先ず、本棚に戻すのが利口な気がする。
節子が施設にお世話になっていた時、夜になると小さな声で歌を歌っていたという。
一人で、幸せな時間を創って、その時間の中に佇んでいたのかも知れない。
言い知れぬほど淋しかったんだろうなぁ・・・
今も、夕方になると、せっちゃんが心の中に忍び込んでくる。
節子の自慢の、バラの花が、今年もいっぱい咲いているよ。
道の端に、手入れの行き届いた花が咲いている。
田んぼや畑の世話だけでも大変なのに、花を植えて楽しんでいる。 心豊かな人達のふるさと。