秋晴れ

2013.12.09 風の戯言


 土日とかけて東京さ、行ってきただ。
 倅の嫁さんの親に会うため。
 御両親ともいい人で一安心。

 土曜日は少し早く出て、秋晴れの根津美術館を散策。
 新潟では殆ど散ってしまった紅葉が綺麗だった。
 息子達に奢って貰って青山界隈で食事、表参道の並木のイルミネーションを堪能でき、何とも良い日だった。

 写真は以前から気になっていた中加納の紅葉。
 何の木だろう・・・。
 今日は思いがけなく秋晴れのいい天気。
 やっと思いが叶って写真が撮れた。

枯れ葉

2013.12.02 風の戯言


 気がついたら、12月になっていた。
 そして、来年は午年。6周目最終コーナーに入るのか・・・。

 さすがに、エネルギーが切れてきたのか、会社はサボり勝ちになっている。みんなが必死になって働いているので、そっと脇から見ているだけのことが多くなった。
 安心して、と言うより社員の熱意に拍手を送っている。

 今年は、何とか赤字から脱却できそうだ。

 夕刻、ぶどう村に行く林道に車を止め、林の中を歩いた。

 夢にまで見た枯れ葉を踏みながら・・・歩いた。

 こんな時間を与えて貰って・・・ありがとう。

 

 

秋を楽しむ

2013.11.24 風の戯言


 自宅前の公園の紅葉が見事。

 寒い日が続くので、葉は一日毎に少なくなっていく。

 晴れ間を見つけて山の紅葉を撮り続ける。

 ゆっくりと流れる時間を楽しんでいる。

 ただ、なんだろう ?

 何とも言えぬ寂しさを、故郷の山が囁きかけてくる。

銀閣寺

2013.11.17 風の戯言


 何か、ご褒美のような秋の一日。
 何のご褒美か、心当たりは何もないのだが・・・。

 もう何年になるのだろう・・・?、結婚を記念して、というか日常の不謹慎に対する女房へのお詫びを兼ねて、秋の一日を京都で遊ぶことにしている。

 着いた日に嵐山渡月橋を訪れ、8月の大雨の被害が綺麗に消えていることを確認し、陽の傾き賭けた堤防を歩いた。

 翌日は午前中雨、午後からの京都御所見学は見事な青空。本の世界だけだった歴史を目の前にしてあれこれ妄想が駆け巡る。御所内の説明で、平安貴族が意外と多忙だったことを知り、些か現実感に襲われ、夢が壊れかける。
 
 ドナルド・キーン全集の第8巻が「足利義政と銀閣寺」なので「現場を踏む」意味から回り道してみる。ここから現代の日本が始まった、と言うのだが・・・。

 銀閣寺の庭園を復元・修理した孤高の庭師、田中泰阿弥師が柏崎下加納の人で、この庭を見たかった。
 庭を楽しむには季節が良すぎ、人が多すぎた。
 出来れば小雨の降る中を、1人宇宙と歴史と人生を彷徨いながら、うちひしがれるのがいいのかも知れない。

 写真は銀閣寺にて。

冬近し 2

2013.11.12 風の戯言


 今日は寒く、社内温度計は「3度」。
 フロントガラスに薄く白いものが着いていた。

 毎日の通勤路の途上、国道252号線の下加納地内に見事なドウダンツツジが道行く人達の目を楽しませている。

 一緒に地域の夢を語っていた夫婦の姿が、最近見えない。

 気になりながら、一枚の写真に、2人が幸福であることを祈っている。