あき

2014.10.05 風の戯言


 大型の台風が近づいている。

 進路予測では新潟が多いが、最近は「外れ」が多い。
 今回は東京らしい。

 神田の出版社に居候させて貰っていたころ、東京直撃の台風を楽しみにしていたけれど、不思議と直前で消え、来なかった。

 暫く遠ざかっていた新潟工科大学宮沢教授を囲む「俳句の会」を計画し始めている。宮沢教授は日本における通信の草分けで、且つ「能楽」を楽しみ、句集も出している。

 季題は「行秋(ゆくあき)」と「秋惜む(おしむ)」
 さて、どうなりまするか ?

秋桜

2014.09.28 風の戯言


 少し体調が戻り始めた。
 医者の言うことは聞いた方がいいということか。
 
 秋桜−コスモスが咲いていた。

 それはともかく、八石山に熊が出たらしい。
 いやいや、虫も蛇もタヌキモがでなくなったら、今度は熊か!

金木犀

2014.09.27 風の戯言


 「3日間寝てろ!」との医者の命令で、何やら得体の知れぬ薬を飲まされ、ふて寝している。

 本物の病人?には申し訳ないが、あまりいいものではないね。

 台風16号が過ぎ去って秋晴れの青空が広がっている。

 庭の金木犀が花をつけている。

銀杏の実が落ち始めた

2014.09.22 風の戯言


 9月も半ばを過ぎて、刈り入れの済んだ田が広がっている。

 季節的に体調の崩れる時期で、現在ヘバっている。
 枕元に近いライスセンターの轟音も、もうすぐ終わりだろう。
 もうすぐ、また、元の元気が戻ってくる。

 台風16号が日本を串刺しみたいな予報が出ているが、今は青空が広がっている。特に午前中早い時間の青空は美しい。

 写真は我が家の2階からの風景。
 午後の陽を受けて、イチョウの葉が黄色く色づいて見える。

 八石山の山頂に雲が流れていく。

雲は流れる

2014.09.21 風の戯言


 小国と鯖石を結ぶ石川峠。

 子供の頃の教科書に雪の峠を越えて藍沢南城三余堂に学んだ郷土の偉人の話が載っていた。誰だったろう ? 中国撤退の覆面の司令官といわれた飯田中将・・・少し新しすぎるかな?

 その石川峠を久しぶりに訪れた。
 田中角栄開道の碑の横に愛用の椅子を広げ眼下に魅入る。

 柏崎の町の向こうに日本海が広がり、佐渡の島影も見える。

 米山の上を流れる白い雲に、心が溶けていく。

 通り過ぎる風に、心が洗われる想いがする。

 雲は空に遊び、風は通り過ぎゆき、川は流れる。

 この大地は宇宙の一つの星、地球のその小さな1点に過ぎないけれど、自分の心はここで安らいでいる。

 目の前の、崖の縁のススキが揺らいでいる。