海が見たい !
多分、高齢化による幼児性への回帰現象だと思うが、欲望を抑えて精神疾患に陥るよりマシだろうと周りを納得させて八丈島一人旅を企ててみた。
2日の夜に竹芝桟橋からの船旅で、東京湾の夜景を夢に描いて切符の手配を終えたら、台風17号が来た。
船は欠航と言うことで、一日遅れの船を手配して貰ったら今度は小笠原諸島で19号がお出迎えに上がることになった。ガックリ !
太平洋の海原を、特等船室で旅をしたいという人生最大の夢は台風2連発で難破してしまつた。 ガックリ !
仕事も手につかず、ただオロオロしていたら青い空が出ていた。太平洋は駄目でも日本海があるじゃないか !
出雲崎、寺泊方面に車を走らせたら、砂浜の向こうに佐渡が浮かんでいた。チェアを引っ張り出して、波の音を聞きながらウトウトしてしまった。誰もいない海。いいもんだ !
ベートーヴェン 交響曲第5番 運命
柏崎市文化会館アルフォーレ開館記念 NHK交響楽団の演奏会を楽しんできた。
それにしてもクラッシックを聴きに行くなんて、ナンテ懐かしい自分の行動なのかと思う。
若い頃は、ウィーンフィルを聴きに新潟まで車を飛ばして行ったことが何回かあった。
N響なんて東京以来かも知れない。もう50年近い時間が流れている。
モーツァルト「フィガロの結婚」
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
ペートーヴェン 交響曲第5番 「運命」
バッハ 聞き慣れ好きなのに曲名が出てこない。
圧巻はやはり「運命」で、聴いていて鳥肌が立った。
クラッシックも、時折本物の生演奏を聴いておくモンなんだな、とつくづく思った。良いものはいい。
写真は週末パインバレーで遊んだとき。孫達も大きくなり、やっと外泊が出来るようになった。両親を亡くし、落ち込んでいたときに、義兄に妙高高原ホテルに連れて行って貰った記憶が今も鮮明に残っている。
秋のお彼岸
昨日の秋分の日は、新潟の気球の仲間達が「風船一揆 秋の陣」で空を飛んでいた。気温の変化に体調が追いつかず、電話で様子を聞いて歯ぎしりしていた。
マッサージで元気を取り戻し、会社で仕事をしたり、お世話になった人達への墓参りで、何となく心の重荷が軽くなったように思う。
休日に会社に出てみれば、総務は普段の日に出来ないことをやっていたり、北海道に出張に出かけていたり、名古屋で仕事が伸びたり、市役所の関連施設でネットワークが繋がらなかったり、それは結局NTTのミスだったりするのだが、その対応に追われている。
今回、神の手配かと思うが、名古屋でのサーバー更新が機器の関係でトラブり、調整完了後帰社し再確認したらまだやはり完全ではない、とのことでテンヤワンヤ。ただ、担当課の1人がプライベートで大阪にいて、名古屋の友人のところに寄って・・・なんていう話が繋がり急遽現場に飛んで貰って無事解決。メデタシメデタシ ! 天はまだ我を見捨ててはいないようだ。
自分達にとって、この仕事は天職。もっと頑張って、社員が未来に夢を持って働くことの出来る会社を創るのは経営者の責任。70歳を過ぎても、現職である限り弱音を吐くことは出来ない。・・・遊びが足りない・・・
海の喫茶店でお茶を飲んでいると、何とも懐かしい浜辺に波の寄せる音が聞こえてきた。何か不思議な感情に包まれて暫く波の音を聞いていた。
36度
今日は敬老の日なのに、70歳過ぎれば「立派な老人」なんだろうが・・・ 誰も何も言ってこない。
それにしても暑い日だった。
9月も半ばを過ぎて、真夏にも珍しい「36度」・・・大雨の地域もあるのに、いやいや、お天気も以前よりも手前勝手になってきたようだ。
世を拗ねた人間にはどうでもいい話のようだが、尖閣列島をめぐる中国の動きには、そのまま捉えたらお馬鹿さんになるのだろうが、呆れるね。
お陰で、もう一度日本が見直されて、やはり本当に信頼でき、未来に夢を組み立てられるのは、日本という祖国しかない・・・そんな再認識が広がれば嬉しい。
それが日本の基本的な国家戦略、認識になれば、それが本気で議論できるチャンスとして民主、自民党の党首選びに反映されてくると面白くなるのだが・・・拗ねている暇はないのかな。