貞観園の秋

2010年11月17日 風の戯言


 春先に伺っただけで御無沙汰している高柳 貞観園の写真が届いた。
 池に浮かぶ紅葉の色彩が素晴らしい。

 秋が静かに時を刻んでいる。

風まかせ-創立40周年記念のお誘い

2010年11月15日 風の戯言


 先日、日本の熱気球の草創期の仲間「風まかせ」の伊藤さんから「40周年記念パーティに来ないか?」との電話を貰い、勿論「行く!」と即答。1月15日、今からワクワクしている。
 「柏崎熱気球苦楽部」の創立は昭和47年くらいか?
 大洲小学校で「こどもの日」に鯉幟の代わりに熱気球の初係留は49年、もう36年の昔の事になる。小千谷の「風船一揆」が51年。様々な場面が思い浮かぶ。結局「かぐや姫」「ゆう子」「紅緒」の熱気球3機を手作りし、情熱と青息吐息で青春を過してきた事になる。

 写真は高柳−石黒のブナ林。誰も訪れた形跡もなかった。

秋は、今・・・

2010年11月14日 風の戯言


 12日の金曜日は関東方面への営業の「相棒」
 天気の良い秋の旅を一日楽しんできた。
 帰路、山が霞んでいたので「秋だネェ・・」
 柏崎に着いたら車は泥だらけ。山も車も季節外れの「黄砂」にやられたらしい。
 土曜日は、熊探しとブナ林の紅葉を見に久米から清水谷を経て353に回り、石黒から落合、芝峠温泉、栃ケ原を通ってじょんのび村へと、秋を満喫してきた。
 夜は友人と「じょんのび饅頭」を肴に「どぶろく」を楽しみ、久し振りに酩酊。糖尿病が元気を出したらしく、喉は渇くは、口の中はべたつくは、で降参。

 家の前の公園は今紅葉が真っ盛り。イチヨウの実を拾ったり、落ち葉を踏んだり、娘の娘と遊んだり・・・のんびりした秋の休みを心行くまで楽しんでいる。

松雲山荘 紅葉

2010年11月07日 風の戯言


 今日は大安、立冬。
 気持ちのいい秋空に誘われて赤坂山の松雲山荘に紅葉を訪ねてきた。今夜あたりのライトアップは最高の人出かもしれない。
 
 NHKで日本の国債残高が1000兆近くに膨れ上がった背景を映し出している。何処かで聴いた「歴史」だ。破滅に突き進んだ昭和の戦争の「失敗の本質」を指摘した野中郁次郎を忘れてしまったのか。繁栄を求め過ぎた国民の責任なのか、「一億総懺悔」という無責任を思い出す。

 立冬の海は穏やかだった。
 また荒れだすのだろう。

三千院 わらべ地蔵

2010年11月06日 風の戯言


 人生という旅路の一里塚を、また一つ越すことが出来、辿り着いた痴呆状態を楽しんでいる。

 今年は久し振りに三千院を訪れてきた。青空に、始ったばかりの紅葉と、木立の中で、秋の陽光に輝く苔達に引き込まれてしまった。苔の中にわらべ地蔵がひっそりと佇み、京の旅の奥深さは時間を越えることだと教えられたような気がした。何かに急ぎ過ぎて生きている男にとって、意味を持たない旅も必要なのかもしれない。
 
 比叡の根本中堂で独り言を言っていたら、僧が微かに微笑んでくれた。