顧客満足度経営-顧客価値創造への道

2008年08月04日 風の戯言


 プライドを持って働くことの出来る会社を創ろうと思う。
 愉しく働く為には自立が要る。人が助けてくれることを期待すると、何らかの事情で援助が受けられなかった時、人間の一番哀しい感情「恨み」がおきることがある。自助自立は人間の基本的なスタイルなのだろう。そしてそれがどれ程大変なことか分ってくると、人からの温かい心遣いが本当に「有難い」ものとして受け止められる。「ありがとう」の一言は支援してくれた人の心を癒す力を持っている。

 経済的自立は、社会生活における自由と、人生を完全コントロールする力を意味する、とNewsweek 8.6にニューヨークで暮す若い一人の女性メロディー・セラフィノの言葉として載っている。
 混沌の時代、自分の選択に責任を持つものだけが後悔をしなくて良いのだろう。それが「プライド」だ、と思う。

 
 写真は部屋から見た夏の夕陽。暑いんだ、わ。

夏の夜明け

2008年08月02日 風の戯言


 幽体離脱したもう一人の自分に誘われるように、ノロノロとベットを抜け出し夜明けの空を見にゆく。家の前の、中鯖石コミュニティのグランドから道を隔てた畑の隅で、八石山の空が明るくなるのをボンヤリと眺めている。
 妖精達はもう塒に帰ったのか、静かな夜明け。今日一日が始まり、そして暑い夏の一日が終わり、日はまた昇る。
 日はまた沈み、日はまた昇り、気の遠くなるような繰り返しの中で、人生の時は過ぎていく。
 本来、人の欲望のぶつかり合いであるビジネスの場で。自分を見つめ、部下の成長を願い、人を愛し、人が好きになり、闘争と未完成の愛と・・・人生の時は過ぎていく。

 越後タイムスの柴野さんと霜田文子さんに誘われ、柏崎の生んだ抽象画家谷川彰さんの作品を見に行ってきた。途中、前知事の平山さんや平川信子さんとも合流し、展示作品を一枚一枚眺めた。結局俺には抽象画の精神性が理解できない。何を表現したかったのか、絵以上に抽象的で難解なタイトルにも幻惑され、最期まで「谷川彰」が理解できなかった。
 展示会場に入り、作品に囲まれた時に感じた鳥肌の立つような感動は何だったのだろう、僅かな時間に俺の中で何が変ったのだろう。
  

マザーテレサの言葉

2008年07月29日 風の戯言

「貴方の中の最良のものを」

人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく人を愛しなさい

貴方が善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく善を行いなさい

目的を達しようとする時
邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい

良い行いをしても
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

貴方の正直さと誠実さが、
貴方を傷つけるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい

貴方が作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

貴方の中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
気にすることなく、最良のものをこの世に与え続けなさい

最期にふりかえると、あなたにはわかるはず、
結局は全て貴方と内なる神との間のことなのです。
貴方と他人の間のことであったことは一度もなかったのです。

                                               マザー・テレサ

柏崎 海の大花火

2008年07月27日 風の戯言


 残念ながら見落としていたけれど、先週号の週間文春に「一泊してでも見たい花火」の全国第2位に柏崎の花火が載っていたそうな。昨年は取止め、一昨年は雨の中(だったと思う)で豪快な花火を実見できたのはチョツト古くなるのかな・・・と思いつつ、でも着実に評判は広まっているらしい。

 残念ながらフィナーレの三尺玉2発同時打ち揚げはほとんど煙の中。折角凄い花火だったのに・・・残念!

 創風の20周年 20発早打ちも、一発一発に思い出がつまり、こみ上げてくるものがあった。ライトグリーン一色の、創風の願い「草深い地方で本物の企業を立ち上げたい」+「豊かな自然環境こそ人が本当に生きるところ」という思いは伝わった、と思う。 独り言かな?

夏の賓客

2008年07月24日 風の戯言


 柏崎は今夜から夏の風物詩「ぎおん柏崎まつり」が始まる。初日の今日は民謡流し、明日は神輿、26日は豪快な海の大花火。夏の祭りが、何時もの年のように、何事もなく平穏にやれることがどんなに幸福なことか・・・しみじみと思う

 1週間ほど前から夏の賓客が庭を訪れている。毎年この季節になると2匹のハグロトンボが一日中庭で遊んでいる。トンボと言うには儚過ぎると思うけれど、このトンボを見るとなんとも心が温かくなるのが分る。お盆前に、親の化身が俺の様子を見に来ているように思ってしまう。
 昔と比べて夏になっても虫が少ない。網戸にもあまり虫が来ないし、蚊帳を吊らなくなってもうどのくらい経つのだろう。快適な暮らしには違いないが、薄気味悪いものを感じる。
 夏の賓客は、嬉しい。