身の丈の雪
最近にない大雪にみまわれている。
自宅は身の丈の雪、高柳は3メートル、小千谷は3.5メートルを越えているという。明日の予報は大雪。だけどもうすぐ立春。春はもうそこに来ている。
1月末は創風システムの23期の〆。
粗利益目標には届かなかったが、昨年並みの営業利益は確保できそうだ。皆の頑張りに感謝したい。
企業の目的は、継続することだろうと思っている。継続的成長はステークホルダーの真の利益であり、23年度経営計画では100年企業を目指し顧客信頼度第一主義を掲げている。言葉にすると理屈っぽいが、未来を開拓していくのは「情熱」、要は生きるエネルギーなんだろうと思う。
理屈は人を説得する、大勢の人たちの力を結集するエネルギーにはなりえない。リーダーの損得を越えた未来に向かう熱意が、横たわる障壁を乗り越えていくエネルギーになる。信ずる者はいなくても、自分の中で燃やし続けなければ、無意味に近い存在であっても何の価値もない時間になってしまう。
雪の世界で、春を待っている。
静かな夜に・・・
今日は新潟県経営品質賞現地審査の初日。土曜日まで3日間の予定で3人の審査員、2人の事務局を迎え朝9時から夜7時過ぎまで綿密な審査を受けている。
小さな会社ながらも「100年企業を目指す」事を目的とした。この大変な時代に「狂気」とも言える挑戦だが、しかしこの「狂気」は何としてでも実現に漕ぎ付けなければならない。嬉しいのは、多くの社員が本気で立ち向かっていることだ。
審査を受けながら、いろいろな事に気付かされている。
全ては未来への蓄積になるだろうと思う。
アセッサー8人と審査を受けているが、審査員の質問に対し自分で答えられない時に、突然に彼らに振るけれど、誰もが整然としかも熱っぽく答えることだ。嬉しい。
今日は雪が一段落し、静かな夜が過ぎていく。
マントヴァーニ・オーケストラによる「別れの曲」を繰り返し聴き、近づきつつある痴呆を予感しながら今の幸せを噛み締めている。何か、俺には勿体なさ過ぎる時間が過ぎていく。
風まかせ-創立40周年記念の集い+大雪
昨日は浅草で『風まかせ40周年の集い』があり、日本熱気球連盟創設期のメンバーが殆ど集まり、懐かしさに完全に沈没。八海山の特別な焼酎を持参し、その美味さに抱えたまま一人でで飲んでいたら、快適な昇天状態。神の声が下りてきそうな・・・そんな雰囲気だった。
ホテルで目覚め、浅草の街中を蕎麦と薬を求めて浮浪。ヤバイのでウコンとマッサージで本格的悩殺。
今日は爽やかなお目覚め。雪国新幹線は快適に飛ばしてくれけど、長岡からの信越線は「雪のため」運休。駅の職員に「根性がない !」と一喝したら柏崎までタクシーをサービスしてくれた。乗客は我一人。
家は子供達が雪下ろし。初めての作業でメロメロ。
我が永遠の棲家は柏崎市加納2600番地。天から下りてきた土地だ。
家に帰っても落ち着かず、会社を覗いたら「佐渡市役所」物件の大詰め調整で戦場 ! 新潟から両津の海路はそこも戦場。死ぬなよーーー。
春よ 来い !
昨日は新春句会。
作句よりも酒を優先させ楽しんでいるようではダメなんだろう・・・。
最近、また少しバテ加減なのだが・・・酒をや止めればそれでいい話だけど・・・そうは行かない・・・死ねと言う様なもんだ。
多少二日酔い気味のお昼近く、素晴らしいニュースが飛び込んできた。「日本で一番大切にしたい会社」の著者、坂本光司先生が今年もまた柏崎に来てくれるという。お願いしていたばかりなのに、新潟県経営品質協議会笹木事務局長のお世話で7月8日の来柏が決まったという連絡を頂いた。調子に乗って、身障者支援のNPO法人トライネット西川理事長と「社員の70%が身障者だという日本理化学工業株式会社の大山社長の話も聞きたいね」との話を笹木さんに伝えたら、ものの1時間もしないうちに「大山さんのOK」も出たとの電話。思わず電話口で泣き出してしまった。
人は何のために働くのか?
そんな問いの答えが見つかり始めたときに、何かが大きく動き出した。嬉しいね。
写真は今日の朝、信越線安田駅の西、明神の雪烏帽子。