柏崎市・産業大学・工科大学連携協定調印式

2009年05月18日 風の戯言


 柏崎には新潟産業大学が1988年、新潟工科大学は1995年に開学している。10万都市に経済、工学2つの大学があることは、多分大きな意味を持つことなんだろうと思う。
 毎年400人の学生が柏崎を目指してくれるのも素晴らしいこと、と新入生歓迎会を開いている。それが今回の協定の大きな下地になっている、と大学職員の人から礼を言われとても嬉しかった。
 大学と地域の連携により、これからの地域活性化が進めば次世代に大きな成果をもたらすことが出来るのだろう。

 調印式が終わり、何人かでアイコンタクトを取り、次の楽しい相談が纏った。大学を卒業するのに7年も掛かった身にとってみると、大学の先生と遊べるなんてメチャ嬉しいこと、なんですよ。学生時代の悪事が帳消しになるわけじゃないけれど・・・。

30年後の柏崎を考えるシンポジューム

2009年05月17日 風の戯言


 久し振りに「講演会」づいている。12日は新潟工科大学交流会で『環境写真家 天野尚氏の『アマゾンの自然環境と誰も知らない佐渡」を大判の写真とエピソード、環境問題の現実等を深い思いの中で聞くことが出来た。
 14日は道路舗装協会の総会で「西村晃」氏の経済レポートを聞いた。新しい視点から現実を見直している。追っ掛けやっても価値ありそうな、大ブレークしそうな経済クリエーターです。
 15日は県警で防犯連絡協議会、既にプロバイダーではなくWEBシステム製作者を自動車運転技術と同じように教育し取り締まりの対象とすべき、と提案したら警察は喜んでいた。後で後悔することにならなければ良いが・・・。

 16日は本番、自治労主催の「30年後の柏崎を考える会」シンポジューム。4人の東大卒の先生に挟まれてのパネラー。「本当はこんなとこきたくなかったんじゃ」と一発ぶちかましてからの発言になった。
 シンポは原発後の柏崎の産業を考える会になり、東電の売り上げ5兆円の20%が柏崎、1兆円産業をどう考えるのか、良き資産として継続することが柏崎にとって一番利益になることだと、その間に自立した産業を本気で取り組むべき、と提言した。みんな考えていることは同じなんで、何をどうやって行動に移していくのか、反知性の立場から「とにかくやってみろ」的な行動力が必要となっている。 

皇居探訪

2009年05月14日 風の戯言


 久し振りに3日間、新潟、東京を徘徊してきた。
 肩のハリが酷く最悪の体調だったけれど、中身の濃い出張だった。13日は日本生産性本部、ビックサイト、夜は銀座でパートナーからの「社長退任祝い」 今日は日本アスファルト合材協会の年次総会。西村晃氏の講演が良かった。若い世代が育っている。

 その年次総会が始まる前に少し時間が空き、大手門から入った『皇居東御苑』が見られた。江戸から東京へ。この時間の動きを同時に見れる風景は凄い。写真に撮って見ると、スケールが実感できないが、歩いてみるとその巨大さと見事なほどの美しさに圧倒される。
 瞬間的に思ったことは、王家にこれだけのスケールの居城を整備できる国力はやはり凄い存在なのだなと、今更ながら思い知った。歴史の中にいる人たちが浮かび上がったような気もした。

5月の風

2009年05月06日 風の戯言


 大型連休も今日で終わり。NHKは「ゴールデン・ウィーク」という言葉は使わない方針らしいが、「GW」は風に吹かれるには一番いい季節。
 モミジが柔らかな緑の葉を茂らせ、八重桜が花びらを散らす庭で、過ぎ行く時間を惜しむこともなく、風に吹かれているのはいいもんだ。人間も光合成を必要としているのかも知れない。

 連休の中日、「みどりの日」に、そうかもう天皇誕生日でも昭和の日でもないんだ、谷根・赤岩ダムを見に行ってきた。ここも風に吹かれるにはいい場所だ。リクライニング・チェアと一冊の本があれば、それだけで幸福感に浸れる。
 人生で遣り残したことも、思い起こせば自裁したくなることも多いけれど、5月の風に吹かれていると全てが遠くに運ばれていくのを感じる。

 人を愛し、風になれ
 深い哀しみも、電流のような感動も
 それもみんな、人生の風

貞観園の庭

2009年05月02日 風の戯言


 高柳の名園 貞観園の公開を前に御当主との面識会のようなことで貞観園を訪れた。主要建築お堂の修理がまだ未完なのと、工事の為に庭の苔が傷ついたままなので少し心が痛む。庭は雪消えの直後の柔らかな緑に溢れていた。もう少し経つと木々に力強さが出てくる。
 出来ることならば、草取りボランティアとなって、苔の上を藁草履と作務衣で、庭の風のようになって草を毟りたい。

 今日は山中の「春紀」に行き噂のラーメンを楽しんできた。イスが4脚しかない小さな店で、順番が来るまで40分くらい待った。
 待つ間に、麦麦べーカリーを覗きにいき乗岡君の元気な姿を拝見してきた。好評なパンは既に売り切れ、豊かな時間を過しているようでうれしかった。
 澤田屋のジンギスカンを持ち帰り、庭の桜の下で宴会を開いた。年に一回くらいだが、仕合せな時間を頂いている。
 
 昨夜は建設業時代の役所の仲間と、地震復旧の仕事が一段落したので、久し振りに溜まった何年ケ分の忘年会と納涼会をやっていました。
 土方から足を洗って22年になるけど、役人と業者の間なんだけれど、古い昔の現場の苦労話しながら一緒に酒が飲めることが涙が出るほど嬉しかった。