笠島の褶曲

2010年09月14日 風の戯言


 煮え切らない「大雨」で、午前中の雨量は柏崎で39mm/h、立派な大雨洪水警報だが山のほうは静かなもの。
 晴れ間が覗き、海を見たくなって8号線を上越に向けては報せる。海の脇をJRが走り、その脇を国道が続く。
 国道の脇のラーメン屋が好きで、一人海が見たくなったときはここで「地獄ラーメン一丁目」を食べる。芥子が利いていて、今度は二丁目にするかな

 帰り、六宜閣の脇から旧道を走ってくると写真の褶曲が見える。地質学的には有名な場所なんたそうだ。

 民主党の管総理が再選された。
 小沢はコレでおしまいか?
 政治は国家利益の追求と、私利のゴタゴタと、何やら素人さんを壇上に上げて楽しむ不埒な輩のお祭みたいだが、腹を括って登壇して貰いたいものだと思う。

秋が来たのか.・・・

2010年09月13日 風の戯言


 台風9号以来大雨洪水警報に翻弄され続けた。
 猛残暑も若くない体力を奪っていく。
 どうやら一難も二難も去ったらしい。
 ほっと一息ついている。

 刈入も進み、空に夏の名残の雲が浮いていた。
 体の中を秋の風が抜けていく・・・

ドナルド・キーン講演会

2010年09月12日 風の戯言


 9.11 は様々な思いを伝える日だ。
 2001年のあの日、新潟工科大学の佐藤教授とクラブで調子を上げていたら倅から電話が入り「直ぐにテレビのスイッチを入れろ!」
 繰り返し流される映像に見入りながら、何が起きたのか、何が起きるのか、興味本位と不安が入り混じった会話を続けていたのを思い出す。

 10日は新潟工科大学産学交流会が三条であり、慶応大学の青山教授の「クラウド・コンピューティングと次世代ネットワーク」の講演を聞いた。かなり興味深い話であり、整理する必要がある。終わった後は三条で懇親会、柏崎に戻って2次会。気さくな、本物の人間だけが持つ温かさを感じた。

 11日は古浄瑠璃「越後国柏崎・弘知法印御伝記」を大英博物館で発見された鳥越文蔵先生と日本文学の研究者であり海外への紹介者でもあるドナルド・キーン先生の講演があった。
 合間に地元の文化財「綾子舞」の実演があったりして中身の濃い2日間だった。
 だから、今日は一日ダウン。大雨洪水警報の中で、被害も無く助かった。雨間に久し振りに本屋を覗き、浅田次郎の「終わらざる夏」を買い求めてきた。本を読もう、なんて何ヶ月も遠ざかっていた欲望・・・少しは正常に戻れるのかなぁ?

 「新潟県経営品質申請書」の原稿はまだ終わらず、日々新たな発見を盛り込みながらも、何とか格好が見えてきた。もう少し手を加えて「ピリリ」とする「味のある本」にしたいと願っている。おっと、「申請書」だけどね。 

台風の前の静けさ

2010年09月07日 風の戯言


 今日は久々の雨。
 庭の草木が小躍りしながら喜んでいる。
 ただ、台風が近づき、頭上に前線が停滞していて明日が勝負。何やら楽でもない夜になりそうだ。

猛残暑

2010年09月05日 風の戯言


 9月になっても猛烈な暑さが続いている。
 稲刈りも始ったけれど、気分的には南国の真夏の風景。今後は、俳句の季語も変えなくてはならない、のかもしれない・・・。
 毎日の猛残暑、好天で、山にいると西の空の夕焼けがバカに綺麗に見える。
 
 「ああ、海が俺を呼んでいる・・・」
 
 毎日、何日間も海だけを見ながら過したい。殆どうわ言のようにそんな願望を呟いている。