女心と春の空

2010.05.12 風の戯言


 意味ありそうな笑顔に惑わされて薄着になったら・・・

 まつたく、いやはやのお天気です。

 昨日の新潟工科大学交流会でも伊藤文吉さんの講演が面白かった。
 
 子供には物を与えるな。チャンスを与えよ。
 物がなくなると夢が生まれてくる。
 どうか、チャンスを作ってやってください。

 衣食足りて礼節を知らず。
 社会が豊かになって格差がなくなると民主主義のマジックが効かなくなる。みんなが自分の人生を生きはじめるからか?・・・諸行無常の響きあり・・・だな。

遅咲きの桜

2010.05.10 風の戯言


 春はどんな風景も絵になる。

出口が見えた !

2010.05.08 風の戯言


 昨日は久々に午前様に近くなった。
 車を降りて見上げれば空は満天の星。こんなにも綺麗な星空は何年ぶりだろうか ! ベッドに潜っていた女房を外に引っ張り出して「見ろ ! 」

 今夜も素晴らしい星空だった。
 庭のリクライニング・チェアで夜空を眺めている。
 飛行機が音を引きながら飛んで行く。
 時折、人工衛星らしき光が星達の間を異動して行く。

 満開の桜の遥か向こうの空から呟きが聞こえてくる。
 「おさむ、元気だったか・・・・」

 不思議なときの流れの中で、星の声が聞こえる幸せ。

 新潟産業大学で始めた寄付講座の講師たちの話を聞いていて、漸く自分の歩むへき方向、出口が見えてきたような気がする。予感から確信に変りつつある、それが嬉しい。
 長い迷いと苦しみの時を超えて、自分が模索し続けたことに間違いはなかったのだという思いは、自分に初めての安らぎを与えてくれているようだ。
 
 星を見ながら、不思議な時間が過ぎて行く幸せを感じている。
 

こどもの日

2010.05.05 風の戯言


 白隠禅師「暫時不在 如同死人」なる書が永青文庫(細川家コレクション)にあるそうな。
 俺のゴールデン・ウィークは正にそんな感じ。体中の体力・気力がみんな抜け、自閉症のような休みだった。

 八石山の裏側、昔の小国町大字八王子字離山の細い山道に車を走らせていたら、いきなり曲がり角から3匹の山羊が飛び出し、些かビックリした。

 ここは昔に安沢牧場があり、山中に放牧しておくから牛の数はわからない・・・なんていいながら何度か一緒に飲む機会を頂いた。豪放磊落な人で、兄弟みんな「オトコ」だった。

 「オトコ」同士、表も裏も、駆け引きもなく、大酒飲んでお互いにベロベロになって、翌日から本当の付き合いが始る。そんな愉快な時代だった。

 そんな昔の思いを残したまま、八石城の山奥の水がめの地に「八石ステーキ」がある。
 コレがまた旨い ! 美味なんだなぁ「コレがだなー、ステーキを食べに、こんな山までの彫ってくるのは変人だけ」らしく初めての人でもその場でフアンになってしまう。

 支離滅裂だけれどこの山は好きだ。

みどりの日

2010.05.04 風の戯言


 灯りを消して星空を覗けば、風呂の窓から蛙の合唱が飛び込んでくる。

 まさに「ゴールデン・ウィーク」。
 山桜と様々な色合いの若葉が一斉に拡がり、山の歓喜が聴こえて来る。

 普段は倅の帰郷には名残の花しか残らない庭の八重桜が、今年は彼を待つようにして咲き始めた。

 1本の桜に、家族の尽きない思い出が咲いている。